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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


6.4 エージェントをアンインストールする手順

JP1/IT Desktop Management 2で詳細な情報を管理する必要がなくなったコンピュータからは、エージェントをアンインストールします。エージェントをアンインストールしたオンライン管理のコンピュータは、自動的にエージェントレスのコンピュータになります。

重要

ネットワークモニタが有効になっていると、エージェントをアンインストールできません。対象のコンピュータのネットワークモニタを無効にしてから、エージェントをアンインストールしてください。

エージェントをアンインストールするには:

  1. Windowsのコントロールパネルで[プログラムと機能]を起動します。

  2. 「JP1/IT Desktop Management 2 - Agent」を選択し、[アンインストール]ボタンをクリックします。

  3. アンインストールの確認画面で[はい]ボタンをクリックします。

    JP1/IT Desktop Management 2のエージェントがアンインストールされます。

  4. コンピュータを再起動します。

    重要

    エージェントのアンインストール後にコンピュータを再起動しない場合、ほかのアプリケーションのネットワーク通信が失敗することがあります。

コンピュータの廃棄やリース返却などに伴い、JP1/IT Desktop Management 2での管理が不要になったコンピュータは、機器情報を削除します。

重要

エージェントにパスワード保護が設定されている場合、手順3.のあとにパスワードの入力画面が表示されます。該当するエージェント設定に設定したパスワードを入力してください。パスワードのデフォルトは「manager」です。

重要

オンライン管理用のエージェントをアンインストールする際、管理用サーバと接続できなかった場合は、アンインストール続行の確認画面が表示されます。再度管理用サーバに接続を試みるか、接続を確認しないでアンインストールを続行するかを選択できます。管理用サーバに接続しないでアンインストールした場合、管理用サーバでは対象のコンピュータをエージェント導入済みのコンピュータとして扱います。エージェントレスのコンピュータとして管理するためには、いったん機器情報を削除してから探索で発見するなどして、コンピュータを登録し直してください。

オフライン管理用のエージェントをアンインストールする際は、アンインストール続行の確認画面は表示されません。

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