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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


6.6 ネットワークモニタを無効にする手順

特定のネットワークセグメントだけネットワーク接続を監視しないで運用したい場合や、ネットワークの監視を中止したい場合は、ネットワークモニタを無効にします。

ネットワークモニタを無効にするには:

  1. 機器画面を表示します。

  2. メニューエリアの[機器情報]で、[機器一覧(ネットワーク)]から該当するネットワークセグメントのグループを選択します。

  3. インフォメーションエリアでネットワークモニタを有効にしているコンピュータを選択します。

    ネットワークモニタが有効になっているコンピュータは、管理種別に[図データ][図データ]または[図データ]が表示されています。

  4. [操作メニュー]の[ネットワークモニタを無効にする]を選択します。

選択したコンピュータのネットワークモニタが無効になり、ネットワークが監視されなくなります。

ヒント

ネットワークモニタを無効にすると、対象のコンピュータからネットワークモニタエージェントがアンインストールされます。

ネットワークモニタが無効になると、管理種別は[図データ][図データ]または[図データ]に戻ります。

なお、メニューエリアに表示されるネットワークモニタの動作状態が「ネットワークモニタを無効化しています」の場合は、ネットワークモニタを無効にできません。

重要

ネットワークモニタエージェントをインストールしているコンピュータの動作状態が「ネットワークモニタを無効化しています」または「ネットワークモニタの無効化に失敗しました」の場合は、コンピュータを「除外対象」にできません。

重要

ネットワークモニタを無効にする場合、あらかじめ管理用サーバにコンポーネント(ネットワークモニタエージェント)が登録されている必要があります。

重要

複数サーバ構成の場合、ネットワークモニタを無効化できるのは、自サーバ直下のコンピュータだけです。

ヒント

設定画面の[ネットワーク制御]−[ネットワークモニタ設定の割り当て]画面でもネットワークモニタを無効にできます。

ヒント

ネットワークモニタを無効にしたコンピュータが複数のネットワークセグメントに所属している場合、所属しているすべてのネットワークセグメントでネットワークモニタが無効になります。

ヒント

ネットワークモニタエージェントをインストールしているコンピュータが管理用サーバに接続できない環境の場合、そのコンピュータで、Windows のコントロールパネルの[プログラムと機能]から[JP1/IT Desktop Management 2 - Network Monitor]を選択して削除することで、ネットワークモニタを無効にできます。ただし、この方法で無効にするときも、まずは操作画面からの無効化の手順に従って操作し、管理用サーバ上の情報(対象のコンピュータの管理種別)を変更する必要があります。

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