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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


4.1.7 UNIXエージェント、Macエージェントのソフトウェア情報管理の設定を変更する手順

UNIXやMacのソフトウェア情報を取得してJP1/IT Desktop Management 2の操作画面で管理するには、コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)を編集する必要があります。コンフィグレーションファイルを編集すると、管理対象のUNIXやMacのコンピュータから通知されたり、ジョブの実行でUNIXエージェントやMacエージェントから収集したりした、UNIXやMacのソフトウェア情報を機器画面に表示できるようになります。また、UNIX用やMac用のソフトウェアライセンス管理もできるようになります。ただし、OSによっては1,000件以上の情報が通知され、視認性の低下を招くおそれがあります。

コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)を設定するには:

  1. コンフィグレーションファイルの設定を変更します。

    コンフィグレーションファイル(jdn_manager_config.conf)の格納先は次のとおりです。

    JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ\mgr\conf

コンフィグレーションファイルで設定する定義を次の表に示します。

プロパティ

説明

設定値

デフォルト

UNIX_Software_Manage

UNIXやMacのソフトウェア情報を管理するかどうかの指定

  • YES:管理する

  • NO:管理しない

NO

コンフィグレーションファイルの設定は、JP1/IT Desktop Management 2のサービスの再起動後に適用されます。

他社ソフトウェア/パッチ情報については、バージョンなど、ソフトウェア情報の一部の情報を拡張して取得できます。

注※ 対象OSは、マニュアル「JP1/IT Desktop Management 2 - Agent(UNIX(R)用)」のソフトウェア情報の取得についての説明を参照してください。

コンフィグレーションファイルで設定する定義を次の表に示します。

プロパティ

説明

設定値

デフォルト

Expand_LinuxSoftwareInformation

ソフトウェア情報の一部の情報を拡張して取得するかどうかの指定

  • YES:取得する

  • NO:取得しない

NO

コンフィグレーションファイルの設定は、JP1/IT Desktop Management 2のサービスの再起動後に適用されます。設定を変更する場合、事前にリモートインストールマネージャからLinux機器のインストールパッケージ情報を削除してください。

設定を有効にした場合、ソフトウェア情報は次のように取得されます。

[ソフトウェア名]

ソフトウェア名の文字数が50文字から最大255文字に拡張されます。

[バージョン]

・バージョンの文字数が6文字から最大128文字に拡張されます。

・バージョンに大文字英数字以外が含まれる場合でも、省略することなく通知されます。