4.1.6 エージェントの監視項目を変更する手順
エージェント導入済みのコンピュータを定期的に監視する項目を、インベントリ設定ファイル(jdng_inventory.conf)を使用することで変更できます。
エージェントの監視項目を変更するには:
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次の表に示す内容を入力したインベントリ設定ファイル(jdng_inventory.conf)をテキストエディタで作成し、%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥jp1itdma¥confフォルダに格納します。
セクション
キー名
説明
設定値
デフォルト
SystemInventory
DHCPLeaseExpires
DHCPリース期限日時の変更を監視するかどうかを指定できます。
セクションやキー名が存在しない場合、または無効な値が設定されている場合は、デフォルト値0として動作します。
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0:監視しない
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1:監視する
0
DHCPLeaseObtained
DHCPリース取得日時の変更を監視するかどうかを指定できます。
セクションやキー名が存在しない場合、または無効な値が設定されている場合は、デフォルト値0として動作します。
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0:監視しない
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1:監視する
0
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エージェントの監視項目が変更されます。
DHCPリース期限日時とDHCPリース取得日時を監視対象項目とする場合の、インベントリ設定ファイルの設定例を次に示します。この場合の監視間隔は、エージェント設定の[基本設定]−[上位システムとの通信のタイミング]−[監視間隔(セキュリティ項目以外)(分)]に指定した値になります。
[SystemInventory] DHCPLeaseExpires=1 DHCPLeaseObtained=1
なお、インベントリ設定ファイルで設定した内容は、次に機器情報を取得するタイミングから自動的に適用されます。