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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.15 データベースをアップグレードする手順

管理用サーバのセットアップ項目です。

JP1/IT Desktop Management 2を上書きインストールした場合に、データベースのアップグレードが必要なときは、データベースをアップグレードしてください。

重要

上書きインストールの完了時に[セットアップ]のチェックを外していた場合、セットアップは実行されません。このため、次の手順でデータベースをアップグレードしてください。

データベースをアップグレードするには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で[データベースアップグレード]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。

    JP1/IT Desktop Management 2がデータベースのアップグレードが必要と判断しているときだけ、[データベースアップグレード]を選択できます。[データベースアップグレード]を選択できない場合、データベースのアップグレードは不要です。この場合、[キャンセル]ボタンをクリックしてセットアップを終了してください。

  5. [データベースアップグレードの設定]画面でアップグレードの設定をして、[次へ]ボタンをクリックします。

    データベースフォルダを変更した場合、データベース内の操作ログ以外のデータは、変更前の状態で引き継がれますが、変更前の操作ログデータは削除されます。必要に応じて操作ログの手動取り込みを実施してください。

  6. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

  7. セットアップの完了を示すダイアログで、セットアップに続いてコンポーネントを登録するかどうかを設定して[OK]ボタンをクリックします。

    コンポーネントとは、エージェントおよびネットワークモニタエージェントを指します。これらのプログラムを管理用サーバに登録しておくことで、エージェントを配信したり、ネットワークモニタエージェントを操作画面からインストールしたりできるようになります。

    コンポーネントを登録する場合は、[コンポーネントの登録]ダイアログが表示されるので、コンポーネントの登録とアップデートについて設定します。

    ヒント

    インストールの続きでセットアップを起動した場合は、セットアップの完了を示すダイアログ上でコンポーネントのアップデートについて設定できます。

    コンポーネントのアップデートについては、「5.8 コンポーネントのアップデート方法」を参照してください。

データベースがアップグレードされます。