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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.10 ユーザー管理の設定を変更する手順

JP1/Baseを使用してユーザー管理するかどうかを変更できます。 設定を変更すると、ログイン時の認証方法をITDM2認証またはJP1認証のどちらかに切り替えられます。

ユーザー管理の設定を変更するには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [ユーザー管理の設定]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. 必要に応じて次の項目を変更し、[次へ]ボタンをクリックします。

    • JP1/Baseを使用してユーザー管理する

      ログイン時の認証方法をJP1認証にする場合は、この項目をチェックします。 この場合、JP1/IT Desktop Management 2 の運用開始前にJP1/Baseの認証サーバにJP1ユーザーを登録する必要があります。なお、JP1/IT Desktop Management 2ではユーザーアカウントのロックおよびパスワードの有効期限の設定ができなくなります。

      ログイン時の認証方法をITDM2認証にする場合は、この項目のチェックを解除します。

    • JP1資源グループ名

      [JP1/Baseを使用してユーザー管理する]をチェックした場合は、JP1資源グループ名も指定します。JP1資源グループ名は、JP1ユーザーを登録した際に設定したJP1資源グループ名と一致させてください。

  7. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    リモートインストールマネージャ、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleが使用中でないことの確認を促すダイアログが表示されます。確認したあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。

    クラスタシステム構成の場合は、ダイアログに表示されたサービスに関連づけされたクラスタリソースをオフラインにしたあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。

  9. [リモートインストールマネージャを使用した配布のセットアップ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了すると、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

  10. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

ユーザー管理の設定が変更されます。