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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.5 ポート番号を変更する手順

管理用サーバで使用するポート番号を変更できます。

重要

運用中にポート番号を変更すると、エージェントからの接続ができなくなります。ポート番号を変更する場合は、エージェントでもポート番号の設定を変更してください。

ポート番号を変更するには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [ポート番号の設定]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. 必要に応じてポート番号を変更します。

    変更できる内容を次に示します。

    [管理者のコンピュータからの接続受付ポート番号] 

    JP1/IT Desktop Management 2を操作するコンピュータから管理用サーバの接続に使用するポート番号を入力します。

    [APIの接続受付ポート番号]

    APIを使用した外部システムから管理用サーバの接続に使用するポート番号を入力します。

    [エージェントからの接続受付ポート番号] 

    エージェントから管理用サーバの接続に使用するポート番号を入力します。

    [エージェントの起動要求用のポート番号] 

    管理用サーバからエージェントへの通信に使用するポート番号を入力します。

    [サーバでの使用ポート番号] 

    JP1/IT Desktop Management 2が使用するポート番号を入力します。

    [APIでの使用ポート番号]

    APIの使用時に管理用サーバが使用するポート番号を入力します。

    [リモートコントロールでの使用ポート番号] 

    リモートコントロール機能で使用するポート番号を入力します。

    [複数サーバ構成の接続ポート番号] 

    複数サーバ構成の場合に、管理用中継サーバで使用するポート番号を入力します。

    ポート番号の詳細については、「付録A.1 ポート番号一覧」を参照してください。

  7. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    リモートインストールマネージャ、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleの停止を確認するダイアログが表示されます。確認したあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。クラスタシステム構成の場合は、ダイアログに表示されたサービスに関連づけされたクラスタリソースをオフラインにしたあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。

  9. [リモートインストールマネージャを使用した配布のセットアップ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了すると、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

  10. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

ポート番号が変更されます。