Hitachi

JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


3.4 保存用の変更履歴の出力を設定する手順

管理用サーバのセットアップ項目です。

保存用の変更履歴の出力を設定すると、CSVファイルに保存用の変更履歴が定期的に出力されます。保存用の変更履歴を出力しておけば、変更履歴が600,000件を超える場合も変更の内容を保持できます。

保存用の変更履歴の出力を設定するには:

  1. Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンします。

  2. Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[ツール]−[セットアップ]を選択します。

  3. セットアップ画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [セットアップの選択]画面で、[設定変更]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [保存用の変更履歴の出力設定]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. [保存用の変更履歴を定期的に出力する]をチェックして[変更履歴の出力先フォルダ]を指定します。

    重要

    コンピュータがWindows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2またはWindows Server 2012の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。

    • システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ

    • 仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ

  7. [セットアップの確認]画面が表示されるまで、[次へ]ボタンをクリックします。

  8. [セットアップの確認]画面で設定内容を確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

    リモートインストールマネージャ、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleの停止を確認するダイアログが表示されます。確認したあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。クラスタシステム構成の場合は、ダイアログに表示されたサービスに関連づけされたクラスタリソースをオフラインにしたあとに、[OK]ボタンをクリックしてください。

  9. [リモートインストールマネージャを使用した配布のセットアップ]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

    セットアップが開始され、処理中を示すダイアログが表示されます。セットアップが終了する と、[セットアップを終了します]画面が表示されます。

  10. [セットアップを終了します]画面で、[OK]ボタンをクリックします。

保存用の変更履歴が定期的に出力されるようになります。保存用の変更履歴では、次の項目がCSVファイルに出力されます。

変更履歴の項目

説明

変更された日時

機器情報に変更が発生した日時(機器情報の更新日時と同じ日時)が出力されます。

なお、外部記憶媒体を使用して機器情報を管理用サーバに通知した場合は、情報収集用ツール、またはオフライン用ポリシー適用ツールで機器情報を収集した日時を出力します。

変更された項目

変更された機器情報の項目が出力されます。

変更前

変更前の機器情報が出力されます。

変更後

変更後の機器情報が出力されます。

変更発生時のホスト名

機器情報が変更された時点の、機器のホスト名を出力します。変更された項目がホスト名の場合は、変更後のホスト名を出力します。変更が発生した機器を特定するための情報です。