2.18.8 複数サーバ構成でのリモートコントロール
複数サーバ構成の場合、自サーバ直下だけでなく、配下の管理用中継サーバ、および管理元が配下の管理用中継サーバであるコンピュータもリモートコントロールできます。コンピュータの利用者からの問い合わせに対応したり、コンピュータの異常を検知した際に調査したりするのに便利です。
配下の管理用中継サーバ、および管理元が配下の管理用中継サーバであるコンピュータをリモートコントロールする場合、コントローラとリモコンエージェントで、使用するポート番号を統一する必要があります。使用するポート番号が異なる場合は、次のようにしてポート番号を設定し直してください。
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コントローラが使用するポート番号
統括管理用サーバからコンピュータをリモートコントロールする場合は、コントローラの[環境の設定]ダイアログで設定してください。管理用中継サーバからリモートコントロールする場合は、次のどちらかの方法で設定してください。
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コントローラの[環境の設定]ダイアログで設定する。
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管理用中継サーバのセットアップで設定する。
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リモコンエージェントが使用するポート番号
次のどちらかの方法で設定してください。
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エージェント設定の[リモートコントロールの設定]で設定する(管理元が配下の管理用中継サーバであるコンピュータをリモートコントロールする場合)。
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管理用中継サーバのセットアップで設定する(管理用中継サーバをリモートコントロールする場合)。
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なお、配下の管理用中継サーバ、および管理元が配下の管理用中継サーバであるコンピュータに対するリモートコントロールで次の機能を使用する場合は、コントローラの[環境の設定]ダイアログでAMTに関する設定が必要です。
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AMTを利用した電源ON
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リモートCD-ROM機能