Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


ファイルシステム定義ファイル(esafilesys.conf)

〈このページの構成〉

形式

# コメント
check: ファイルシステムパス名 ファイルシステムのパス直下に存在する任意のファイル名
exclude: ファイルシステムパス名

説明

次の設定を定義します。

格納場所

HP-UX (IPF),Solaris,AIXおよびLinuxの場合:/etc/SnmpAgent.d/esafilesys.conf

記述内容

check:

ファイルシステムがマウントされているかどうかをチェックしてマウントされていないときは,ファイルシステムの情報を取得しないように設定します。主に,クラスタシステムの共有ディスクを監視する場合に指定します。

「check:」とチェックするファイルシステムのパス名,およびファイルシステムのパス直下に存在する任意のファイル名の間には必ず1文字の空白を挿入してください。

  • ファイルシステムパス名

    ファイルシステムのパス名を指定します。1,024文字まで指定できます。

  • ファイルシステムのパス直下に存在する任意のファイル名

    ファイルシステムのパス直下に存在するファイルの名称を指定します。1,024文字まで指定できます。

exclude:

監視対象外とするファイルシステムのパス名を指定します。「exclude:」のあとに半角空白が必要です。

  • ファイルシステムパス名

    ファイルシステムのパス名を指定します。1,024文字まで指定できます。

#

その行の#以降はコメントとして扱います。コメントはASCII文字列で記述してください。

注意事項

定義例

共有ディスク/shdisk1,/shdisk2を監視します。test1,test2ファイルはそれぞれ/shdisk1,/shdisk2直下に存在します。

check: /shdisk1 test1
check: /shdisk2 test2

/mnt/cdrom,/mnt/floppyには応答しないようにします。

exclude: /mnt/cdrom
exclude: /mnt/floppy