Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Extensible SNMP Agent


2.14 スワップ空間サイズについての注意事項

スワップ空間サイズについての注意事項を次に示します。

スワップ空間サイズについては,「4.2.2(1) computerSystemグループ」および「4.3.2(23) computerSystem64グループ」を参照してください。

SNMPエージェントが取得するSolarisのデバイススワップ空間のサイズは,デフォルトでは予約済みの値は含まれていません。デバイススワップ空間のサイズを予約済みの値を含む値で取得する場合,SnmpHpunixファイルのSNMP_HTC_SOLARIS_SWAP_RESERVED環境変数にYを指定します。

環境変数定義ファイルSnmpHpunixで設定したSNMP_HTC_SOLARIS_SWAP_RESERVED環境変数は,computerSystemSwapConfig,computerSystem64SwapConfigおよびcomputerSystem64EnabledSwapで有効となります。

なお,予約済みの値とは現在は割り当てられていないが,あとから使用できるようにメモリーによって回収されるスワップ空間のサイズのことです。

SNMP_HTC_SOLARIS_SWAP_RESERVED環境変数の指定例を次に示します。

(例)

SNMP_HTC_SOLARIS_SWAP_RESERVED=Y
export SNMP_HTC_SOLARIS_SWAP_RESERVED