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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


10.8.2 複数のネットワークに面している環境でのクラスタシステムの構成

複数のネットワークに監視サーバが存在する環境の場合,すべての監視サーバと通信できる論理IPアドレスは固定できないため,ssoapmon動作定義ファイルおよびssocollectd動作定義ファイルのsnmp-address:キーおよびsnmp-address-v6:キーの値を「default」に設定し直す必要があります。そのため,監視マネージャと監視サーバの間にファイアウォールが存在するときは,物理IPアドレスを通過させる必要があります。

システム構成例を次の図に示します。

図10‒5 複数のネットワークに面している環境でのクラスタシステム構成例

[図データ]

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