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JP1 Version 12 JP1/SNMP System Observer


10.3 収集データベースのメンテナンス

収集データベースは,保存期間がなく,上限サイズに達するまで増加します。そのため,収集を続けるとデータベースが肥大化し,データベースの収集や削除の性能が著しく低下することがあります。

収集データベースの性能を保つために,データベースを定期的にバックアップしたり,削除したりすることを推奨します。収集データベースのバックアップは必要に応じて,実施してください。また,収集データの保存期間は,最大で1年にする運用にしてください。

運用例として,保存期間を過ぎた収集データを削除するコマンドの実行例を次に示します。

ssodbdel -all -stop BMONTH 13

このコマンドを実行すると,保存期間1年を過ぎた収集データベースのデータが削除されます。このコマンドを毎月の初日に実行することで,収集データベースには1年間分のデータだけが保存された状態になります。

ssodbdelコマンドについては,「6. コマンド ssodbdel」を参照してください。