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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


付録G.15 nnmconfigpoll.ovpl

ノードに対してポーリングを行って検出情報を取得します。

SYNOPSIS

nnmconfigpoll.ovpl [-v] [-t timeout in secs] [-u <username> -p <password>] [-tenant <name>] node

DESCRIPTION

nnmconfigpoll.ovpl コマンドは,要求を検出サービスに送信して,ノードにポーリングを行って検出情報を取得します。ノードは,検出されたトポロジに存在する必要があります。node パラメータは,トポロジでのノード名またはノードに関連する IP アドレスを指定できます。

nnmconfigpoll.ovpl コマンドを実行すると,ノードに対してレイヤー2 接続解析が開始されます。検出サービスがデバイスにポーリングを行うと,NNMi コンソールにレイヤー3 検出情報のステータスメッセージが表示されます。

なお,このコマンドによるポーリングで得られるのは検出情報です。ステータス情報のポーリングを行うには,nnmstatuspoll.ovpl コマンドを使用します。

Parameters

nnmconfigpoll.ovpl コマンドは,次のパラメータおよびオプションをサポートします。

-v
検出ポーリングに関する詳細な情報を表示します。
-t <timeout in secs>
クライアントは,秒単位で指定したタイムアウトの秒数だけ応答を待ちます。
-u <username>
コマンドの実行に必要な NNMi の管理者名を指定します。nnm.properties ファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.properties リファレンスページを参照してください。
-p <password>
コマンドの実行に必要な NNMi の管理者パスワードを指定します。nnm.properties ファイルが存在していない限り,これが必要になります。詳細はnnm.properties リファレンスページを参照してください。
-tenant <name>
ノードが属するテナントを指定します。重複した IP アドレスを使用しているなど,ノード名がネットワーク内で一意でない場合に使用する必要があります。デフォルトはありません。

EXAMPLES

nnmconfigpoll.ovpl コマンドを使用して,ノードのポーリングを行う方法の例を次に示します。

ノード名を使用してノードのポーリングを行う場合の例:
nnmconfigpoll.ovpl -u username -p password thisnode
完全修飾されたノード名を使用してノードのポーリングを行う場合の例:
nnmconfigpoll.ovpl -u username -p password thisnode.x.y.z
IP アドレスを使用してノードのポーリングを行う場合の例:
nnmconfigpoll.ovpl -u username -p password 10.97.247.129
IP アドレスとテナント名を使用してノードのポーリングを行う場合の例:
nnmconfigpoll.ovpl -u username -p password -tenant myDuplicateAddressesDomain 10.97.247.129

AUTHOR

nnmconfigpoll.ovpl was developed by Micro Focus.

FILES

SEE ALSO

nnmstatuspoll.ovpl.