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JP1 Version 12 JP1/Network Node Manager i セットアップガイド


28.2 NNMi Northboundインタフェースの有効化

NNMiは,UDPを使用してSNMPトラップで送信される情報の量を制限しません。トラップデータのサイズが大きくて処理できないネットワークハードウェアが伝送経路上にあったり,ネットワークトラフィックの量が多かったりすると,トラップが失われることがあります。そのため,Northboundアプリケーションのトラップ受信コンポーネントをNNMi管理サーバーにインストールすることをお勧めします。Northboundアプリケーションは,信頼性のある情報を転送する役割を担います。

NNMi Northboundインタフェースを有効にするには,次の手順を実行します。

  1. 必要に応じて,NNMiトラップ定義を認識できるようにNorthboundアプリケーションを設定する。

  2. NNMi管理サーバーで,NNMiインシデント転送を設定する。

    a NNMiコンソールで,[HP NNMi-Northboundインタフェースデスティネーション]フォーム([統合モジュールの設定][Northbound インタフェース])を開き,[新規作成]をクリックします。

    使用できる転送先を選択してある場合,[リセット]をクリックして,[新規作成]ボタンを使用できるようにしてください。

    b [有効にする]チェックボックスをオンにし,フォームの残りのフィールドを入力できるようにします。

    c Northbound アプリケーションへの接続情報を入力します。

    これらのフィールドの詳細は,「28.8.1 NNMi Northboundアプリケーションの接続パラメーター」を参照してください。

    d 送信オプションおよびNorthboundアプリケーションに送信する内容に対するインシデントフィルターを指定します。

    これらのフィールドの詳細は,「28.8.2 NNMi Northboundインタフェース統合の内容」を参照してください。

    e フォームの下部にある[送信]をクリックします。

    新しいウィンドウが開き,ステータスメッセージが表示されます。設定に問題があることを示すメッセージが表示されたら,[戻る]をクリックして,エラーメッセージを参考に値を調整してください。

  3. (任意)NorthboundアプリケーションからNNMiビューにアクセスするためのURLを作成し,NNMiとのコンテキストインタラクションを作成する。

    NNMiは,UDPを使用してSNMPトラップで送信される情報の量を制限しません。トラップデータのサイズが大きくて処理不能なネットワークハードウェアが伝送経路上にあったり,ネットワークトラフィックの量が多かったりすると,トラップが失われることがあります。そのため,Northboundアプリケーションのトラップ受信コンポーネントをNNMi管理サーバーにインストールすることをお勧めします。Northboundアプリケーションは,信頼性のある情報を転送する役割を担います。

    詳細については,NNMiコンソールで,[ヘルプ][NNMIドキュメントライブラリ][NNMiを別の場所でURLと統合]をクリックしてください。