21.20 古いSNMPトラップインシデントを自動でトリムする
NNMiのパフォーマンスを高いレベルで維持するために,データベースに一定数のSNMPトラップインシデントが存在すると,それ以上のSNMPトラップ(syslogメッセージを含む)はインシデント化されません。しかし,SNMPトラップインシデントの自動トリム機能を使って,データベースに保存されているSNMPトラップインシデントの数を調整し,受信したSNMPトラップを継続してインシデント化できます。
- 重要
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NNMi 12-00 までは,NNMi は根本原因ではない SNMP トラップインシデントだけをトリムしました。
NNMi 12-10 以降は,「すべてのインシデント」または「 SNMP トラップインシデントだけ」のいずれかを設定できます。デフォルトは「すべてのインシデント」です。
NNMi 12-10 以降,SNMP トラップインシデントの自動トリム機能は新規インストール時に有効化されており,NNMi は古いインシデントをデータベースから削除します。(デフォルトではアーカイブは作成されません。)バージョンアップの場合は以前の設定が引き継がれます。
com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimSetting
自動トリム機能の有効化・無効化,トリム対象のSNMPトラップのみ・すべてのインシデントの切り替えなどは以下の具体例を参考に設定してください。
- メモ
SNMPトラップインシデントを手動でデータベースから削除する場合は,nnmtrimincidents.ovplコマンドを使用してください。詳細については,nnmtrimincidents.ovplのリファレンスページを参照してください。