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JP1 Version 12 ネットワーク管理 基本ガイド


1.6.5 SSO - APをセットアップする(Linuxの場合)

監視エージェントがLinuxの場合,hostsファイルとポート番号を変更します。

〈この項の構成〉

(1) hostsファイルに自IPアドレスを設定する

/etc/hostsファイルの自サーバのIPアドレスに「127.0.0.1」が定義されている場合,SSO - APのプロセス監視ができません。/etc/hostsファイルの自サーバのIPアドレスに自IPアドレスを設定する必要があります。

操作手順

  1. /etc/hostsファイルを開きます。

  2. 次の行を検索します。

    127.0.0.1 自サーバ名 localhost. localdomain localhost

  3. 次のように変更します。

    127.0.0.1 localhost. localdomain localhost

    自サーバIPアドレス 自サーバ名

    (設定例)

    127.0.0.1 localhost. localdomain localhost

    172.16.49.18 linux01

  4. /etc/hostsファイルを保存して閉じます。

(2) apmstartファイルのポート番号を変更する

SSO - APでプロセス監視を行うには,SNMPエージェントのデフォルトの起動ポート番号とapmstartファイルのポート番号を合わせる必要があります。

前提条件

SSOのSNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)で設定した監視エージェントのポート番号とapmstartファイルで設定したポート番号が一致している必要があります。

SSOのSNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)で,「# 1. Specific Hosts」または「# 2. IP Address Wildcards」下,カテゴリ名「process」または「sso」の,監視エージェントのポート番号を変更してください。

操作手順

  1. /opt/CM2/APM/bin/apmstartファイルを開きます。

  2. 次の行を検索します。

    SR_SNMP_TEST_PORT=221161

  3. 次のように変更します。

    SR_SNMP_TEST_PORT=変更するポート番号

    SNMPエージェントのデフォルトの起動ポート番号は,22161です。

  4. /opt/CM2/APM/bin/apmstartファイルを保存して閉じます。

次の作業

監視エージェントを再起動しましょう。