3.2.4 前提プログラム
ここでは,PFM - Agent for Exchange Serverをインストールする場合に必要な前提プログラムを説明します。プログラムの構成図を次に示します。
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同一ホストにすべてのPerformance Managementのプログラムをインストールする場合のシステム構成例
図3‒2 同一ホストにインストールする場合のシステム構成例 -
PFM - Manager,PFM - Web Console,およびPFM - Agentを異なるホストにインストールする場合のシステム構成例
図3‒3 異なるホストにインストールする場合のシステム構成例
(1) 監視対象プログラム
PFM - Agent for Exchange Serverの監視対象プログラムを次に示します。
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Exchange Server 2016
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Exchange Server 2013 SP1
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Exchange Server 2010 SP3
(2) Performance Managementプログラム
監視エージェントには,PFM - AgentとPFM - Baseをインストールします。PFM - BaseはPFM - Agentの前提プログラムです。同一ホストにほかのPFM - AgentやPFM - RMをインストールする場合でも,PFM - Baseは1つだけでかまいません。
ただし,PFM - ManagerとPFM - Agentを同一ホストにインストールする場合,PFM - Baseをインストールする必要はありません。
なお,PFM - ManagerまたはPFM - BaseをPFM - Agentのホストに導入する場合は,バージョンが11-00のものを導入してください。Performance Managementプログラムを導入するホストとバージョンの関係については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録に記載されているバージョン互換について説明している章を参照してください。