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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Exchange Server


3.2.2 ネットワーク環境の設定

Performance Managementが動作するためのネットワーク環境について説明します。

〈この項の構成〉

(1) IPアドレスの設定

PFM - Agentのホストは,ホスト名でIPアドレスを解決できる環境を設定してください。IPアドレスを解決できない環境では,PFM - Agentは起動できません。

監視ホスト名(Performance Managementシステムのホスト名として使用する名前)には,実ホスト名またはエイリアス名を使用できます。

監視ホスト名の設定については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

ホスト名とIPアドレスは,次のどれかの方法で設定してください。

(2) ポート番号の設定

Performance Managementプログラムのサービスは,デフォルトで次の表に示すポート番号が割り当てられています。これ以外のサービスまたはプログラムに対しては,サービスを起動するたびに,そのときシステムで使用されていないポート番号が自動的に割り当てられます。また,ファイアウォール環境で,Performance Managementを使用するときは,ポート番号を固定してください。ポート番号の固定の手順は,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。

表3‒1 デフォルトのポート番号とPerformance Managementプログラムのサービス(Windowsの場合)

サービス説明

サービス名

パラメーター

ポート番号

備考

サービス構成情報管理機能

Name Server

jp1pcnsvr

22285

PFM - ManagerのName Serverサービスで使用されるポート番号。Performance Managementのすべてのホストで設定される。

サービス状態管理機能

Status Server

jp1pcstatsvr

22350

PFM - ManagerおよびPFM - BaseのStatus Serverサービスで使用されるポート番号。

PFM - ManagerおよびPFM - Baseがインストールされているホストで設定される。

JP1/SLM連携機能

JP1/ITSLM

20905

JP1/SLMで設定されるポート番号。

(凡例)

−:なし

これらのPFM - Agentが使用するポート番号で通信できるように,ネットワークを設定してください。