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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Microsoft(R) Exchange Server


2.1.1 パフォーマンス監視の目的

パフォーマンスを監視することは,Exchange Serverのシステム環境の構築や管理で重要な作業です。

PFM - Agent for Exchange Server を用いたパフォーマンス監視は,主に次の目的で使用できます。

Exchange Serverのシステムを運用する場合,Exchange Serverのシステムを構成する要素が正しく稼働しているか,または,Exchange Serverのシステムが十分な性能のサービスを提供しているかどうかを確認することは,大変重要なことです。

このように,Exchange Serverのシステムを安定稼働させるには,PFM - Agent for Exchange Serverを用いて正しくパフォーマンスを監視することが重要です。

ここでは,PFM - Agent for Exchange Serverを用いてパフォーマンスを監視し,Exchange Serverのシステムを安定稼働させる方法について紹介します。

パフォーマンスの監視方法について,例を挙げて紹介しますが,しきい値はあくまで参考値です。具体的なしきい値については,ベースラインを測定し決定してください。

また,具体的な設定項目については,Exchange Serverのシステムの運用形態に合わせて検討してください。