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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)


Event Log(PD_ELOG)

〈このページの構成〉

機能

Event Log(PD_ELOG)レコードには,次のある時点でのアプリケーション,システム,およびセキュリティについてのイベントログデータが格納されます。

このレコードは,複数インスタンスレコードです。

注意
  • このレコードは,イベントログの監視を開始してからの増分を収集します。履歴レポートの場合,最初に格納されるデータは,設定した収集間隔の最大2倍の時間が掛かります。リアルタイムレポートの場合,2回目以降に収集されます。

  • このレコードの収集間隔内に大量のイベントログが記録された場合,ほかのレコード収集が遅延したり,タイムアウトになったりすることがあります。このレコードを収集する場合,収集間隔10秒に対するイベントログの増分が「1,000件/同時に表示するレポート数」以下となるように,収集間隔を設定してください。

  • このレコードは,Agent Collectorサービス起動後に,レコード収集している時間帯に発生したイベントログだけを収集します。このため,OSの起動・停止時,Performance Managementの起動・停止時,およびこのレコード収集の起動・停止時に発生したイベントログは収集できません。

  • このレコードは,イベントログの記録内容を収集するレコードであり,アラームで異常または警告を検知したあと,正常に戻ったことを自動的に判断する運用には不向きです。このため,[常にアラーム通知する]を指定するなど,異常または警告の条件を満たした場合に,必ずアラームイベントを通知するような設定が推奨されます。

  • 収集データ追加ユーティリティでイベントログの収集対象を設定できます。

  • レコード収集中に,収集対象外のイベントログを収集対象に変更した場合,前回の収集時間から発生したイベントログを収集します。

  • このレコードは,論理ホスト環境での収集に対応していません。物理ホスト環境で収集してください。

  • このレコードで収集できるイベントログの種類は,次のレジストリにある項目だけです。

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

60

Collection Offset

0

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

Realtime Report Data Collection Mode

Reschedule

注※

指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。

ODBCキーフィールド

ライフタイム

なし

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名

(PFM-Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポート対象外

データソース

Computer Name(COMPUTER_NAME)

イベントを生成したコンピュータ名。

string(36)

No

Description(DESCRIPTION)

イベントログの説明。

string(512)

No

Event Category(EVENT_CATEGORY)

イベントのソース固有のサブカテゴリー。

string(36)

No

Event ID(EVENT_ID)

イベントID。

ulong

No

Event Type ID(EVENT_TYPE_ID)

イベントタイプの識別名。このフィールドの値は,次のどれか。

0 : Success Audit

0 : Failure Audit

1 : Critical

2 : Error

3 : Warning

4 : Information

5 : Verbose

ulong

No

Event Type Name(EVENT_TYPE_NAME)

イベントタイプ。このフィールドの値は,次のどれか。

  • エラー

  • 警告

  • 情報

  • 成功の監査

  • 失敗の監査

string(26)

No

Log Name(LOG_NAME)

イベントログの種類。このフィールドの値は,次のどれか。

  • Application : アプリケーション

  • Security : セキュリティ

  • System : システム

また,カスタムイベントログ名も表示される。

string(26)

No

Record Time(RECORD_TIME)

レコードが作成された時刻。

time_t

No

Record Type(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「ELOG」。

char(8)

No

Source Name(SOURCE_NAME)

エントリーを生成したソース名(アプリケーション,サービス,ドライバ,またはサブシステム)。

string(256)

No

Time Generated(TIME_GENERATED)

イベントエントリーがサブミットされた時刻。

time_t

No

User Name(USER_NAME)

イベント記録時にアクティブだったユーザー名。

string(36)

No

User Sid(USER_SID)

イベント記録時にアクティブだったユーザーのセキュリティIDの種類。

このフィールドの値は次のどれか。

1 : ユーザー

2 : グループ

3 : ドメイン

4 : エイリアス

5 : 既知のグループ

6 : 削除されたアカウント

7 : 無効

8 : 不明な種類

9 : コンピュータ

0 : 情報なし

ulong

No