Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)


Device Detail(PD_DEV)

〈このページの構成〉

機能

Device Detail(PD_DEV)レコードには,ファイルシステムドライバおよびカーネルドライバのデバイスについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目

デフォルト値

変更可否

Collection Interval

60

Collection Offset

0

Log

No

LOGIF

空白

Over 10 Sec Collection Time

No

×

Realtime Report Data Collection Mode

Reschedule

注※

指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。

ODBCキーフィールド

ライフタイム

デバイスドライバのインストールからアンインストールまで。

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名

(PFM-Manager名)

説明

要約

形式

デルタ

サポート対象外

データソース

Active(ACTIVE)

データ収集時にデバイスがアクティブだったかどうかを示す。

有効な値は次のとおり。

  • YES

  • NO

string(8)

No

Depend Group Name(DEPEND_GROUP_NAME)

デバイスをロードする前にロードしておく必要のあるグループ名のリスト。ロードしておく必要がない場合,空白で表示される。

string(256)

No

Depend Service Name(DEPEND_SERVICE_NAME)

デバイスをロードする前にロードしておく必要のあるサービス名のリスト。ロードしておく必要がない場合,空白で表示される。

string(256)

No

Device Name(DEVICE_NAME)

デバイス名。ユーザーインターフェースプログラムがデバイスを識別するために使う名前。

string(256)

No

Device Type(DEVICE_TYPE)

次の2つのデバイスドライバサービスタイプのうちどちらか1つ。

  • FILE_SYSTEM_DRIVER : ファイルシステムのデバイスドライバサービス

  • KERNEL_DRIVER : カーネルのデバイスドライバサービス

string(36)

No

Error Control(ERROR_CONTROL)

デバイスサービス起動時に失敗した場合のエラー深刻度。有効な値は次のとおり。

  • CRITICAL : 可能な場合,開始プログラムはエラーをログに記録する。直前に利用した正常な構成を使って開始操作を行っている場合,失敗する。それ以外の場合,直前に利用した正常な構成を使ってシステムを再起動する。

  • IGNORE : 開始プログラムはエラーをログに記録して開始操作を続行する。

  • NORMAL : 開始プログラムはエラーをログに記録,およびメッセージボックスをポップアップ表示して開始操作を続行する。

  • SEVERE : 開始プログラムはエラーをログに記録する。直前に利用した正常な構成を使って開始操作を行っている場合,開始操作を続行する。それ以外の場合,直前に利用した正常な構成を使ってシステムを再起動する。

string(16)

No

Group Name(GROUP_NAME)

レジストリーに登録されているロード順序を決定するグループリストのうち,このデバイスが所属しているグループ名。どのグループにも所属していない場合,空白で表示される。

string(256)

No

Image Path(IMAGE_PATH)

デバイスのイメージパス名。

起動していないデバイスの場合,空白で表示される。

イメージパス名が取得できない場合(レジストリ情報なし)は空白で表示される。

string(1024)

No

Interval(INTERVAL)

常に「0」。

ulong

No

Object Name(OBJECT_NAME)

システムがデバイスドライバをロードするために使用するオブジェクト名。I/Oシステムが作成した既定のオブジェクト名をドライバ名として使うことを予定している場合,この値は空白で表示される。

string(256)

No

Record Time(RECORD_TIME)

レコードが作成された時刻。

time_t

No

Record Type(INPUT_RECORD_TYPE)

レコード名。常に「DEV」。

char(8)

No

Start Constant(START_CONSTANT)

デバイスの開始値。値は次のとおり。

  • AUTO : システム起動時に自動的に開始する。

  • BOOT : システムローダーが開始する。

  • DISABLED : 開始できないデバイスサービス。

  • DEMAND : プロセスがStartService関数(API)を呼び出したときにSCMが開始する。

  • SYSTEM : IoInitSystem関数(API)が開始する。

string(24)

No

Tag(TAG)

レジストリーにタグ順次ベクターが指定されていた場合,Group Nameフィールドによって指定されたグループ内でのロード順序。デバイスに関するタグが指定されていなかった場合,この値は「0」。

long

No