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JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Microsoft(R) SQL Server


付録K JP1/SLMとの連携

PFM - RM for Microsoft SQL Serverは,JP1/SLM連携することで,稼働状況の監視を強化できます。

PFM - RM for Microsoft SQL Serverは,JP1/SLM上での監視を実現するために,JP1/SLM用の監視テンプレートをPFM - Managerに提供します。

PFM - RM for Microsoft SQL ServerからPFM - Managerに提供する監視テンプレートは次のとおりです。

また,複数インスタンスレコードの場合は,キーに指定した値と一致したレコードを収集します。収集対象とするキーについては,各レコードの収集結果にて確認してください。

表K‒1 PFM - RM for Microsoft SQL ServerがPFM - Managerに提供する監視テンプレート

JP1/SLMでの表示名

説明

レコード

(レコードID)

キー

(PFM - Manager名)

フィールド名

キャッシュ・ヒット率

ディスクからの読み込みの代わりに,データキャッシュ内で要求が見つかった回数の割合を監視します。

Server Overview

(PI_SERV)

CACHE_HIT_RATIO

CPU使用率

現在セッションがCPUサイクルを消費している割合を監視します。

Global Server Summary

(PI)

PERC_BUSY

データベース空き容量率

各データベースのスペースの空き容量の割合を監視します。

Database Space Detail

(PD_DS)

DB_NAME,DBID

PERC_FREE

ログスペース使用率

トランザクションログが使用しているログスペースの割合を監視します。

Transaction Log Overview

(PI_TLOG)

DB_NAME

LOG_SPACE_USED_PCT

デフォルト監視項目をPFM - Managerに提供するためには,セットアップファイルをコピーして,セットアップコマンドを実行する必要があります。詳細は,「2.1.4(1) PFM - RM for Microsoft SQL Serverの登録」を参照してください。