Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management - Remote Monitor for Oracle


KAVL18302-W

An OCI call failed because of function 関数名. (rc=リターンコード, errcode=エラー番号)

OCIコールが関数 関数名(rc=リターンコード, errcode=エラー番号)で失敗しました

Oracle Databaseへの接続時,OCIコールでエラーが発生しました。

(S)

Remote Monitor Collectorサービスの処理を続行します。

(O)

エラー番号を基に,次のように対処してください。

  • errcodeに942が表示された場合

    現在の構成で収集できないレコードを収集していないか確認してください。または,oracle_userに指定したOracleアカウントに必要なシステム権限を付与しているか確認してください。ロールとして権限を付与している場合は,明示的にシステム権限(GRANT "権限" )を付与してください。

  • errcodeに1017または1031が表示された場合

    ユーザー名またはパスワードが無効なため,監視対象のOracle Databaseへのログインに失敗しています。インスタンス環境の設定時に指定したユーザー名とパスワードが誤っていないか確認してください。インスタンス環境の確認方法については,「2.6.3 インスタンス環境の更新の設定」(UNIXの場合)を参照してください。

  • errcodeに6550が表示された場合

    収集対象のOracle Databaseで「sp_rist.sql」スクリプトを実行する必要があります。スクリプトの実行方法については,「2.1.4(3) インスタンス環境の設定」(Windowsの場合),または「2.2.4(4) インスタンス環境の設定」(UNIXの場合)を参照してください。

    また,「sp_rist.sql」スクリプトは,インスタンス環境作成時に指定したoracle_userのアカウントでOracle Databaseに接続し,実行する必要があります。「sp_rist.sql」スクリプトを実行したアカウントを確認してください。

  • errcodeに1013が表示された場合

    キャンセル機能を使用したことにより,パフォーマンスデータの収集がキャンセルされた場合があります。エージェントログの通常ログに「KAVL18636-I」のメッセージが出力されているかどうか確認してください。収集データをキャンセルさせたくない場合,タイムアウト値を見直してください。

  • errcodeに12546が表示された場合

    Oracleホームのディレクトリ(環境変数ORACLE_HOMEと同じ値)以下のファイルに対し,その他のユーザー(OTHERユーザー)に実行パーミッションがない場合,Oracle Databaseに接続できないことがあります。インスタンス環境の確認方法については,「2.6.3 インスタンス環境の更新の設定」を参照してください。

  • errcodeにその他の番号が表示された場合

    Oracleのマニュアルを参照し,対処してください。