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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


付録E 新コマンドと旧コマンドとの対応

PFM - Manager,PFM - Agent,PFM - Base,およびPFM - Web Consoleで使用されるバージョン09-00以降のコマンドと,バージョン08-50以前で使用されたコマンドの対応を次の表に示します。なお,PFM - Manager,PFM - Agent,PFM - Base,またはPFM - Web Consoleのバージョンが09-00以降の場合でも,旧コマンドを使用できます。

表E‒1 Performance Managementの新コマンドと旧コマンド一覧(PFM - Manager,PFM - Agent,PFM - Base,およびPFM - Web Console)

旧コマンド名

新コマンド名

機能

jpcagtsetup

jpcconf agent setup

新規PFM - AgentまたはPFM - RMの追加セットアップを実行する。※1

jpcalarm active

jpctool alarm active

無効になっているアラームを有効にする。

jpcalarm bind

jpctool alarm bind

アラームテーブルをエージェントにバインドする。

jpcalarm check

jpctool alarm check

アラーム定義ファイルの構文および定義内容の妥当性をチェックする。

jpcalarm copy

jpctool alarm copy

アラームテーブルまたはアラームをコピーする。

jpcalarm delete

jpctool alarm delete

アラームテーブルまたはアラームを削除する。

jpcalarm export

jpctool alarm export

アラーム定義ファイルをエクスポートする。

jpcalarm import

jpctool alarm import

アラーム定義ファイルをインポートする。

jpcalarm inactive

jpctool alarm inactive

有効になっているアラームを無効にする。

jpcalarm list

jpctool alarm list

アラームテーブルの定義情報を表示する。

jpcalarm unbind

jpctool alarm unbind

アラームテーブルのバインドを解除する。

jpcaspsv output

変更なし

Storeデータベースの保存条件に関する定義情報を出力する。

jpcaspsv update

変更なし

Storeデータベースの保存条件に関する定義情報を変更する。

jpcasrec output

変更なし

Storeデータベースの記録方法に関する定義情報を出力する。

jpcasrec update

変更なし

Storeデータベースの記録方法に関する定義情報を変更する。

jpcctrl backup

jpctool db backup

Master Storeサービス,Agent Storeサービス,またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータのバックアップファイルを作成する。※1

jpcctrl clear

jpctool db clear

Master Storeサービス,Agent Storeサービス,またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータを消去する。※1

jpcctrl delete

jpctool service delete

Performance Managementに登録されているエージェントのサービス情報を削除する。※1

jpcctrl dump

jpctool db dump

Master Storeサービス,Agent Storeサービス,またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースに格納されているデータをテキストファイルにエクスポートする。※1

jpcctrl list

jpctool service list

Performance Managementプログラムのサービスの構成および状態を表示する。※1

jpcdbctrl config

jpcconf db define

Storeサービスの設定を変更・表示する。

jpcdbctrl display

jpcconf db display

  • Storeサービスまたはバックアップデータの情報を表示する。

  • Storeバージョン1.0/2.0を確認する。

jpcdbctrl dmconvert

jpctool db dmconvert

バックアップデータのデータモデルをコンバートする。

jpcdbctrl import

jpctool db import

Storeデータベースにバックアップデータをインポートする。

jpcdbctrl setup※2

jpcconf db vrset

(Agent StoreおよびRemote Monitor Storeサービスに対する)Storeバージョン2.0の機能をセットアップする。

jpcdbctrl unsetup※2

Storeバージョンを2.0から1.0に戻す。

jpchasetup create

jpcconf ha setup

Performance Managementプログラムの論理ホスト環境を作成する。※1

jpchasetup delete

jpcconf ha unsetup

Performance Managementプログラムの論理ホスト環境を削除する。※1

jpchasetup export

jpcconf ha export

Performance Managementプログラムの論理ホスト環境の設定をファイルにエクスポートする。※1

jpchasetup import

jpcconf ha import

Performance Managementプログラムの論理ホスト環境情報ファイルを待機系ノードにインポートする。※1

jpchasetup list

jpcconf ha list

Performance Managementプログラムの論理ホスト環境の設定を表示する。※1

jpcimevt

変更なし

イベントサーバに任意のJP1イベントを登録し,JP1/IMに登録したイベントを送信する。

jpcimsetup※3

jpcconf im enable

JP1/IMの監視オブジェクト連携機能を有効にする。※1

jpcconf im disable

JP1/IMの監視オブジェクト連携機能を無効にする。※1

jpcinslist

jpcconf inst list

1つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMで,セットアップ済みのインスタンス名を表示する。※1

jpcinssetup

jpcconf inst setup

1つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMのインスタンス環境を作成および更新する。※1

jpcinsunsetup

jpcconf inst unsetup

1つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるPFM - AgentまたはPFM - RMのインスタンス環境を削除する。※1

jpcmkkey

変更なし

PFM - Web Consoleで,コマンドを実行するために必要な認証用のキーファイルを作成する。

jpcnsconfig port※3

jpcconf port list

Performance Managementで使用するポート番号を表示する。※1

jpcconf port define

Performance Managementで使用するポート番号を設定する。※1

jpcnshostname※3

jpcconf mgrhost define

接続先PFM - Managerホスト(Name Serverサービス)のホスト名を設定,および変更する。※1

jpcconf mgrhost display

接続先PFM - Managerホスト(Name Serverサービス)のホスト名を表示する。※1

jpcovunsetup

jpcconf ov disable

NNM連携機能をアンセットアップする。※4

jpcras

変更なし

PFM - Manager,PFM - Agent,PFM - RM,またはPFM - Baseの資料,およびOS情報を採取する。※1

jpcrdef create

変更なし

新規レポートの定義を登録する。

jpcrdef delete

変更なし

既存レポートの定義を削除する。

jpcrdef output

変更なし

既存レポートの定義情報を出力する。

jpcresto

jpctool db restore

jpctool db backupコマンドでバックアップしたMaster Storeサービス,Agent Storeサービス,またはRemote Monitor Storeサービスのデータベースのデータをリストアする。※1

jpcrpt

変更なし

PFM - Web Consoleで表示されるレポートをCSV形式またはHTML形式のバッチレポートに出力する。

jpcstart

jpcspm start

ローカルホストのPerformance Managementプログラムのサービスを起動する。※1

jpcstop

jpcspm stop

ローカルホストのPerformance Managementプログラムのサービスを停止する。※1

jpcstsetup disable

jpcconf stat disable

ステータス管理機能を無効にする。

jpcstsetup display

jpcconf stat display

ステータス管理機能の状態を表示する。

jpcstsetup enable

jpcconf stat enable

ステータス管理機能を有効にする。

jpcstsetup hcdisable

jpcconf hc disable

ヘルスチェック機能を無効にする。

jpcstsetup hcdisplay

jpcconf hc display

ヘルスチェック機能の状態を表示する。

jpcstsetup hcenable

jpcconf hc enable

ヘルスチェック機能を有効にする。

jpcwagtsetup

変更なし

PFM - Web Consoleに新規PFM - AgentまたはPFM - RMを登録する。

jpcwras

変更なし

PFM - Web Consoleの資料を採取する。

jpcwstart

変更なし

PFM - Web Consoleのサービスを起動する。

jpcwstop

変更なし

PFM - Web Consoleのサービスを停止する。

注※1

コマンドの実行をCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合,特定の戻り値が返りません。そのため,コマンドをCtrl+Cキーやシグナルで中断した場合は戻り値を無視してください。

注※2

これらのコマンドは,1つの新コマンドに統合されました。

注※3

これらのコマンドは,複数の新コマンドに分割されました。

注※4

これらのコマンドの格納先ディレクトリは次のとおりです。

Windowsの場合 インストール先フォルダ\NNMEx\

UNIXの場合 /opt/jp1pc/NNMEx/