Storeサービス設定ファイル(jpcsto.ini)
機能
Storeサービス設定ファイル(jpcsto.ini)は,Master Storeサービスの動作を設定する定義ファイルです。
Storeデータベースの格納先などを変更できます。
ファイル名
jpcsto.ini(Storeサービス設定ファイル)
格納先
- Windows
-
-
物理ホストの場合
インストール先フォルダ\mgr\store\
-
論理ホストの場合
環境ディレクトリ\mgr\store\
-
- UNIX
-
-
物理ホストの場合
/opt/jp1pc/mgr/store/
-
論理ホストの場合
環境ディレクトリ/jp1pc/mgr/store/
-
定義情報の反映時期
Master Storeサービスを起動したときに定義情報が反映されます。
注意事項
-
行頭および「=」の前後には空白文字を入力しないでください。
-
各ラベルの値の「.」は,Master StoreサービスのStoreデータベースのデフォルト格納先フォルダを意味します。デフォルト格納先フォルダはjpcsto.iniファイルの格納先と同じです。格納先を変更する場合,その格納先フォルダからの相対パスまたは絶対パスで記述してください。
-
Storeデータベースの格納先を変更する場合,指定するフォルダを事前に作成してください。
-
jpcsto.iniファイルには,データベースの格納先フォルダ以外にも,定義情報が記述されています。[Data Section]セクション以外の値は変更しないようにしてください。[Data Section]セクション以外の値を変更すると,Performance Managementが正常に動作しなくなることがあります。
変更手順
「PFM - ManagerまたはPFM - Baseの定義ファイルの変更手順」を参照してください。
設定項目
jpcsto.iniファイルで編集するラベル名,設定できる値の範囲などを次に示します。
設定項目 |
ラベル名 |
設定できる値※1 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
イベントデータを作成するフォルダ |
Store Dir※2 |
1〜127バイトの文字列 |
物理ホストの場合
論理ホストの場合
|
イベントデータのバックアップ先フォルダ |
Backup Dir※2 |
1〜127バイトの文字列 |
物理ホストの場合
論理ホストの場合
|
イベントデータを退避する場合の最大世代番号 |
Backup Save |
1〜9 |
5 |
イベントデータのエクスポート先フォルダ |
Dump Dir※2 |
1〜127バイトの文字列 |
物理ホストの場合
論理ホストの場合
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- 注※1
-
-
フォルダ名は,格納先からの相対パスまたは絶対パスで記述してください。
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指定できる文字は,次の文字を除く,半角英数字,半角記号および半角空白です。
; , * ? ' " < > |
-
指定値に誤りがある場合,Master Storeサービスは起動できません。
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- 注※2
-
Store Dir,Backup Dir,およびDump Dirには,それぞれ重複したフォルダを指定できません。