Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


起動情報ファイル(jpccomm.ini)の設定項目

起動情報ファイル(jpccomm.ini)の設定項目について次の表に示します。なお,ここに記載のない項目については無視してください。

指定値は,ラベル名のあとの「=」に続けて指定します。行頭および「=」の前後には空白文字を指定しないでください。

表4‒7 起動情報ファイル(jpccomm.ini)の設定項目

セクション名

ラベル名

内容

Common Section

Common Msglog Size

共通メッセージログを格納するファイルのサイズをキロバイトで指定する。

  • 指定値:4〜32768

  • デフォルト:8192

    (新規インストールした場合は8192。バージョンアップインストールの場合はバージョンアップ前に設定した値)

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章の,共通メッセージログのファイルサイズの設定について説明している個所を参照。

Multiple Alarm Table Bind

アラームテーブル複数バインド機能を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(無効)または1(有効)。

デフォルト値は,1。このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章の,アラームテーブル複数バインド機能の設定について説明している個所を参照。

Display Product Name

プロダクト名表示機能の設定情報が表示される。

なお,このラベルの値は編集しないで,設定値の確認および変更には,jpcconf prodnameコマンドを使用する。詳細については,「3. コマンド」を参照。

Alarm Message Mode

アラーム正常回復時の測定値出力機能を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(無効)または1(有効)。

デフォルト値は,1。このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章の,アラーム正常回復時の測定値出力機能の設定について説明している個所を参照。

Auto Alarm Bind Mode

自動バインド機能を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(無効)または1(有効)。

デフォルト値は,1。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章の,アラームの自動バインド機能の設定について説明している個所を参照。

JP1 Event Double Quote

JP1ユーザーイベントのメッセージを引用符で囲むかどうかを指定する。なお,この設定は,UNIXの場合だけ有効。

指定可能な値は,0(囲まない)または1(囲む)。

デフォルト値は,1。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の統合管理製品(JP1/IM)と連携した稼働監視の章の,JP1/IMと連携するための構築について説明している個所を参照。

Common Msglog Type

JP1/Baseのログファイルトラップ機能と連携するため,共通メッセージログの出力方式を指定する。

指定可能な値は次のどちらか。

  • 0:シーケンシャルファイル方式

  • 1:ラップアラウンドファイル方式

デフォルト値は,0。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの障害検知の章の,ログの出力方式の設定について説明している個所を参照。

NS Status Mode

ステータス管理機能の設定情報が表示される。

なお,このラベルの値は編集しないで,設定値の確認および変更には,jpcconf statコマンドを使用する。詳細については,「3. コマンド」を参照。

NS IPv6 Mode

ネットワーク構成の設定情報が表示される。

なお,このラベルの値は編集しないで,設定値の確認および変更には,jpcconf ipv6コマンドを使用する。詳細については,「3. コマンド」を参照。

Get Host Mode

監視ホスト名設定機能での物理ホスト名の取得方法が指定される。

指定可能な値は次のとおり。

ただし,このラベルの値は編集しないで,jpcconf host hostmodeコマンドで変更する。詳細については,「3. コマンド」を参照。

Windowsの場合

  • 0:hostnameコマンドによるホスト名の取得

  • 2:エイリアス名によるホスト名の取得

UNIXの場合

  • 0:unameコマンドによるホスト名の取得

  • 1:hostnameコマンドによるホスト名の取得

  • 2:エイリアス名によるホスト名の取得

デフォルト値は,0。

Host Name

Performance Managementプログラムが動作する環境のホスト名が,自動的に設定されて表示される。

このラベルの値は編集禁止。

Host Alias Name

Performance Managementプログラムが動作する環境のエイリアス名が表示される。

このラベルの値は編集禁止。

Correlator Startup Mode

PFM - ManagerでCorrelatorクイック起動機能を使用するかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(使用しない)または1(使用する)

デフォルト値は,1。ただし,上書きインストールの場合で,このラベルが記述されていないときは,0になる。

なお,このラベルの値はPFM - Baseでは設定不要。

指定可能な値以外の値を指定すると,0が指定されたと見なされる。

1を指定した場合,次に示すエージェントイベントが出力されるようになる。

  • State change(Unconfirmed)

  • State information

  • State information(Unconfirmed)

Correlatorクイック起動機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している章を参照。

Retry Getting Alarm Status

通信エラーなどによってCorrelatorサービスがエージェントのアラームステータスを正しく確認できなかった場合,次にそのエージェントからアラームイベントを受信したときにアラームステータスを再確認するかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(再確認しない)または1(再確認する)。

デフォルト値は,1。

指定可能な値以外の値を指定すると,1が指定されたと見なされる。

1を指定した場合,次に示すエージェントイベントが出力されるようになる。

  • State change(Unconfirmed)

  • State information

  • State information(Unconfirmed)

なお,Correlatorクイック起動機能が有効な場合は,このラベルが有効かどうかに関わらず,アラームステータスが再確認される。Correlatorクイック起動機能の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している章を参照。

Business Group Monitor Mode

業務グループによるアクセスコントロール機能を利用するかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(使用しない)または1(使用する)。

デフォルト値は,0。

指定可能な値以外の値を指定すると,エラーメッセージが出力され,PFM - Managerのサービスの起動に失敗する。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のユーザーアカウントと業務グループの管理について説明している章を参照。

Agent Remote Protection

Agentホストリモート操作制限オプションを有効にするかどうかを指定する。指定可能な値は,0(無効にする)または1(有効にする)。

デフォルト値は,0。

指定可能な値以外の値を指定すると,0が指定されたと見なされる。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のPerformance Managementの機能について説明している章を参照。

Service List Protection

Agent間直接情報参照抑止オプションを有効にするかどうかを指定する。指定可能な値は,0(無効にする)または1(有効にする)。

デフォルト値は,0。

指定可能な値以外の値を指定すると,0が指定されたと見なされる。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のPerformance Managementの機能について説明している章を参照。

Prioritize Manager Startup Communication

PFM - Managerで,サービスの起動処理を優先するかどうかを指定する。指定可能な値は,0(優先しない)または1(優先する)。

デフォルト値は,1。

上書きインストールの場合で,このラベルが記述されていないときは,1になる。

指定可能な値以外の値を指定すると,1が指定されたと見なされる。

0を指定した場合,PFM - Managerサービスの起動処理中にPFM - AgentおよびPFM - RMからの要求を受け付けるため,PFM - AgentおよびPFM - RMがスタンドアロンモードから通常モードへ移行するタイミングが早くなる。しかし,PFM - AgentおよびPFM - RMの台数が多い場合,PFM - Managerサービスの起動に失敗することがある。そのため,1を指定することを推奨する。

Multiple Manager

監視二重化の構成を利用しているかどうかが表示される。値の意味は,次のとおり。

  • 0:利用できない

  • 1:利用できる

デフォルト値は0。

なお,このラベルの値は編集しないで,設定値の変更には,jpcconf mgrhost defineコマンドを使用する。詳細については,「3. コマンド」を参照。

Remote Action Control

リモートアクションの動作モードを指定する。指定可能な値は,次のとおり。

  • all:全実行モード

  • one:片側実行モード

  • primary:プライマリー実行モード

大文字小文字も区別する。デフォルト値はall。

指定可能な値以外の値を指定すると,allが指定されたと見なされる。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のリモートアクションの制御を設定する手順について説明している個所を参照。

Alarm Command Wait Mode

PFM - Managerで同時に実行できないコマンドが実行中の場合に,アラームコマンドの実行を待機するかどうかを指定する。指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:待機しない(同時実行できないコマンドが実行中の場合はアラームコマンドを実行しない)

  • 1:待機する

デフォルト値は,1。

このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

詳細については,「アラームコマンドが同時に実行できないコマンド」を参照。

Alarm Command Timeout

Alarm Command Wait Modeが「1」の場合に,PFM - Managerでアラームコマンドの実行を待機するときの待機時間を秒単位で指定する。

  • 指定値:0〜3600

  • デフォルト:300

指定値以外の値を指定すると,デフォルト値が設定される。

詳細については,「アラームコマンドが同時に実行できないコマンド」を参照。

Historical Data Collection Priority Mode

ホスト上の全Agent CollectorサービスおよびRemote Monitor Collectorサービスに対して,履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する機能(履歴収集優先機能)を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:無効

  • 1:有効

デフォルト値は,0。

[Agent Collector x Section※1]セクションに個別の設定がある場合はそちらが優先される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している個所を参照。

Random Retry Mode

監視エージェントから監視マネージャーへの接続リトライの間隔をランダムにするかどうかを指定する(再接続処理の分散機能)。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:ランダムにしない

  • 1:ランダムにする

デフォルト値は,1。

指定可能な値以外の値を指定するとデフォルト値が設定される。

Monitoring Suspend Mode

監視一時停止機能を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:無効

  • 1:有効

デフォルト値は,1。

このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の監視一時停止機能オプションについて説明している個所を参照。

Auto Sync for Suspend Setting

Monitoring Suspend Modeが「1」の場合に,監視二重化の環境でプライマリーのPFM - Managerで監視を一時停止または再開したとき,セカンダリーのPFM - Managerに設定情報を自動的に同期するかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:無効

  • 1:有効

デフォルト値は,0。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の監視一時停止の設定情報の自動同期オプション(監視二重化の場合)について説明している個所を参照。

Suppress Action Execution

ユーザー操作によるアラーム正常回復時のリモートアクション実行抑止機能を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:無効(12-00より前のバージョンの動作)

  • 1:有効

デフォルト値は,1。ただし,新規インストールの場合は初期値「1」,バージョンアップインストールの場合は初期値「0」でこのラベルが追加される。

このラベルが記述されていないとき(大文字と小文字は区別されません),または指定可能な値以外の値のときは,KAVE00583-Wメッセージが出力され,デフォルト値で動作する。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,ユーザー操作によるアラーム正常回復時のリモートアクション実行抑止機能について説明している個所を参照。

Action Log Section

Action Log Mode

動作ログを出力するかどうかを指定する。

指定可能な値は,0(出力しない)または1(出力する)。

デフォルト値は,0。

指定可能な値以外の値を指定すると,エラーメッセージが出力され,動作ログは出力されない。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,動作ログを出力するための設定について説明している個所を参照。

Action Log Dir※2

動作ログの出力先ディレクトリを絶対パスで指定する。

論理ホスト環境の場合は共有ディスク上のディレクトリを指定する。共有ディスク上にないディレクトリを指定した場合,論理ホストを構成する各物理ホストへ動作ログが出力される。

  • 指定値:1〜185バイトの文字列

  • デフォルト:指定なし

指定なしの場合は,次のディレクトリが設定される。

物理ホストの場合

  • Windows:インストール先フォルダ\auditlog\

  • UNIX:/opt/jp1pc/auditlog/

論理ホストの場合

  • Windows:環境ディレクトリ\jp1pc\auditlog\

  • UNIX:環境ディレクトリ/jp1pc/auditlog/

制限長を超えるパスを設定した場合や,ディレクトリへのアクセスが失敗した場合は,共通ログにエラーメッセージが出力され,動作ログは出力されない。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,動作ログを出力するための設定について説明している個所を参照。

Action Log Num

動作ログのファイルの総数の上限(保存面数)を指定する。なお,総数とは動作ログファイルのカレント出力ファイルとシフトファイルの合計数のこと。

  • 指定値:2〜10の整数

  • デフォルト:指定なし

指定なしの場合は,5が設定される。

数値以外の文字列を指定した場合は,エラーメッセージが出力され,5が設定される。

範囲外の数値を指定した場合は,エラーメッセージを出力し,指定値に最も近い2〜10の整数値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,動作ログを出力するための設定について説明している個所を参照。

Action Log Size

動作ログのファイルのサイズをキロバイトで指定する。

  • 指定値:512〜2096128の整数

  • デフォルト:指定なし

指定なしの場合は,2048が設定される。

数値以外の文字列を指定した場合,エラーメッセージが出力され,2048が設定される。

範囲外の数値を指定した場合,エラーメッセージが出力され,指定値に最も近い512〜2096128の整数値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,動作ログを出力するための設定について説明している個所を参照。

次のセクションを除くすべてのセクション

  • Common Section

  • Action Log Section

NS Keepalive Mode

Performance Managementの通信終了後に,回線を切断するまでの動作を指定する。

指定可能な値は次のとおり。

  • 0:通信終了後,すぐに回線を切断する

  • 3:通信終了後,NS Connection Timeoutラベルに指定した秒数の間だけ,回線を保持する

デフォルト値は,3。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章の,通信回線の切断の設定について説明している個所を参照。

Action Handler Section

Action Execution Count Limitation

1つのAction Handlerで同時に実行されるコマンドアクション(リモートアクションおよびローカルアクション)の件数を制限する機能(アクションの同時実行件数制御機能)を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:無効

  • 1:有効

デフォルト値は,1。

このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

Action Concurrent Execution Count

同時に実行されるコマンドアクションの上限件数(アクションの最大同時実行件数)を指定する。上限に達したあとのアクションは実行待ち状態となり,順番に実行される。

  • 指定値:1〜48

  • デフォルト:10

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

Action Execution Queue Count

実行待ち状態のアクションの上限件数(アクションの最大実行待ち件数)を指定する。上限に達したあとのアクションはイベントログおよびトレースログに出力され破棄される。

  • 指定値:1〜2400

  • デフォルト:1000

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

Action Execution Time Limit

長時間終了しないアクションの強制停止までの時間を秒数で指定する。

  • 指定値:0〜900

  • デフォルト:300

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

なお,このラベルの値を小さくすると,実行中のアクションが途中で強制停止されることがあるため,デフォルト値での運用を推奨。

Agent Collector x Section※1

NS Cache Maintenance Time

PFM - AgentおよびPFM - RMのレコード収集間隔の最小値を秒数で指定する。

  • 指定値:0〜604800

  • デフォルト:70または360※3

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録の,PFM - Managerに接続するPFM - AgentおよびPFM - RMが多い場合の見積もりと設定について説明している個所を参照。

NS Init Retry Count

通信初期化処理のリトライ回数を指定する。

  • 指定値:1〜2000

  • デフォルト:2

数値以外の文字列を指定した場合,または範囲外の数値を指定した場合は,デフォルト値が設定される。

Historical Data Collection Priority Mode

該当するAgent CollectorサービスまたはRemote Monitor Collectorサービスに対して個別に,履歴データの収集をリアルタイムレポートの表示処理より優先する機能(履歴収集優先機能)を有効にするかどうかを指定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • NA:個別設定なし

  • 0:無効

  • 1:有効

デフォルト値は,NA。

なお,「NA」を指定した場合は,[Common Section]のHistorical Data Collection Priority Modeに設定された値で動作する。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のトラブルへの対処方法について説明している個所を参照。

Agent Store x Section※1

NS Init Retry Count

Agent Collector x SectionのNS Init Retry Countラベルの内容と同じ。

Tools Section

StartService Retry Interval

Performance Managementのサービス起動のリトライ間隔を秒数で指定する。

  • 指定値:30〜600

  • デフォルト:45

範囲外の値を指定した場合,指定値に最も近い30または600の値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの起動と停止の章の,Windowsマシンでの起動について説明している個所を参照。

StartService Retry Count

Performance Managementのサービス起動のリトライ回数を指定する。

  • 指定値:0〜120

  • デフォルト:3

範囲外の値を指定した場合,指定値に最も近い0または120の値が設定される。

詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Managementの起動と停止の章の,Windowsマシンでの起動について説明している個所を参照。

Trap Generator Section

SNMP Varbind Type

SNMPマネージャーとしてNNMを利用する場合のイベントソース名を設定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:アラームが発生した監視エージェントまたは監視対象のホスト名

  • 1:PFM - Managerのホスト名

デフォルト値は,0。

このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,デフォルト値が設定される。

SNMP_Version

SNMP TrapをSNMPv1に準拠とするか,互換とするかを設定する。

指定可能な値は,次のとおり。

  • 0:互換モード

  • 1:SNMPv1準拠モード

デフォルト値は,1。

このラベルが記述されていないとき,または不正な値のときは,0が設定される。

注※1

xには,PFM - AgentまたはPFM - RMごとに固有のプロダクトIDが入ります。PFM - AgentまたはPFM - RMのプロダクトIDは,各PFM - AgentまたはPFM - RMマニュアルの識別子一覧を参照してください。

注※2

物理ホストで設定したあと,jpcconf ha setupコマンドで論理ホストを設定すると,物理ホストの設定が論理ホストにも反映されます。論理ホストと物理ホストを同時に使用する場合には,動作ログの出力先ディレクトリが同一にならないようにしてください。

注※3

次のセクションでは360がデフォルト値となります。これ以外のセクションでは70がデフォルト値となります。

・Agent Collector 1 Section

・Agent Collector 4 Section

・Agent Collector 7 Section

・Agent Collector 8 Section