jpcwconf https disable
形式
jpcwconf https disable
機能
jpcwconf https disableコマンドは,Webブラウザと監視コンソールサーバ間での暗号化通信を無効にするコマンドです。通信プロトコルをhttpsからhttpに変更するときに使用します。
このコマンドを実行するとWeb Server設定ファイル(httpsd.conf)の設定内容が変更されます。設定手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Webブラウザと監視コンソールサーバ間の暗号化通信の設定および変更の流れについて説明している個所を参照してください。
コマンドを実行できるホスト
PFM - Web Console
実行権限
- Windowsの場合
-
Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
-
rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1pcwebcon/tools/
引数
なし
注意事項
-
クラスタシステムで運用している場合は,クラスタシステムのすべてのノードで実行してください。また,監視二重化の環境で運用している場合は,プライマリー,セカンダリーそれぞれのホストでこのコマンドを実行してください。
-
このコマンドは,同一ホスト上のjpcwconfコマンドと同時に実行できません。
-
このコマンドは,同一ホスト上のjpcwstartコマンドと同時に実行できません。
-
このコマンドで更新された設定は,PFM - Web Consoleを再起動するまで反映されません。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
コマンドラインの形式が不正である。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
10 |
同時に実行できないコマンドが実行中である。 |
100 |
PFM - Web Consoleの環境が不正である。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
202 |
Web Server設定ファイルへのアクセスに失敗した。 |
210 |
ディスク容量が不足している。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
使用例
実行例を次に示します。
jpcwconf https disable KAVJK6528-I https通信機能のアンセットアップを開始します。 KAVJK6529-I https通信機能のアンセットアップは正常に終了しました。 設定の適用にはサービスの再起動が必要です。