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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


1.4.15 [プロセス監視の設定]画面

PFM - Agent for PlatformおよびPFM - RM for Platformでのプロセス監視を設定する画面です。この画面は,[エージェント階層]画面でPFM - Agent for PlatformおよびPFM - RM for Platformを選択したあと,メソッドフレームで[プロセス監視の設定]メソッドを選択すると表示されます。

[プロセス監視の設定]画面を次の図に示します。

図1‒61 [プロセス監視の設定]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[最新情報に更新]

[プロセス監視の設定]画面を最新の状態に更新します。

[アプリケーション定義のテンプレートを表示・非表示]

[アプリケーション定義のテンプレート]の表示・非表示を切り替えます。

[アプリケーション定義]

操作対象とするアプリケーション定義を指定します。複数選択はできません。

[図データ]ボタン

選択したアプリケーション定義のテンプレートを[アプリケーション定義]に追加します。

[テンプレート]

対象とするアプリケーション定義のテンプレートを選択します。選択したテンプレートに応じて,下のエリアに説明が表示されます。

[テンプレートの編集]

アプリケーション定義のテンプレートを編集します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面が表示されます。

[作成]ボタン

アプリケーション定義を新規作成します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]画面が表示されます。

[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合,選択したすべてのエージェントに対して新規作成します。

[編集]ボタン

選択したアプリケーション定義を編集します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面が表示されます。

[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合,選択したエージェントのうちエージェント階層の最上位に位置するエージェントに対応する[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面が表示されます。ただし,編集後の定義内容は,選択したエージェントのうち,同名の定義を適用したすべてのエージェントに反映されます。また,[プロセス監視の設定]画面を表示したあとに1つ以上の選択したエージェントが停止した場合,編集できません。

[削除]ボタン

選択したアプリケーション定義を削除します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の削除]画面が表示されます。ただし,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択した場合は,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の削除]画面は表示されないで,削除するかどうかを問い合わせるダイアログボックスが表示されます。

なお,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択した場合,選択したすべてのエージェントから削除されます。また,[プロセス監視の設定]画面を表示したあとに1つ以上の選択したエージェントが停止した場合,稼働中のエージェントだけアプリケーション定義が削除されます。

[プロセス監視用アラームでの監視の設定]
[開始]ボタン

[エージェント階層]画面で選択したエージェントに対して,プロセス監視で使用するアラームテーブルをバインドします。選択したすべてのエージェントに対して,すでにアラームテーブルがバインドされている場合,このボタンは無効になります。

[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合,選択したすべてのエージェントに対してアラームテーブルをバインドします。

ヒント

[開始]ボタンを押すと,次に示すアラームテーブルのアラーム定義がバインドされます。ただし,プロセス監視設定に選択したエージェントによって異なります。

  • PFM - Agent for Platform(Windows)(バージョン11-50未満)の場合

    PFM Windows Templates Alarms [APP] 09.10

  • PFM - Agent for Platform(Windows)(バージョン11-50以降)の場合

    PFM Windows Templates Alarms [APP] 10.00

  • PFM - Agent for Platform(UNIX)の場合

    PFM UNIX Templates Alarms [APP] 09.10

  • PFM - RM for Platformの場合

    PFM RM Platform Templates Alarms [APP] 09.10

[停止]ボタン

[エージェント階層]画面で選択したエージェントに対して,プロセス監視で使用するアラームテーブルをアンバインドします。選択したすべてのエージェントに対して,すでにアラームテーブルがアンバインドされている場合,このボタンは無効になります。

[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合,選択したすべてのエージェントに対してアラームテーブルをアンバインドします。

重要
  • PFM - Agent for Platform(Windows)を使用する場合の注意事項を次に示します。

    ・[開始]ボタンが押されたときに,すでにアラームテーブル「PFM Windows Templates Alarms [APP] 09.10」がバインドされている場合,バインドは実行されません。

    ・[停止]ボタンが押されたときに,アラームテーブル「PFM Windows Templates Alarms [APP] 09.10」または「PFM Windows Templates Alarms [APP] 10.00」がバインドされている場合,どちらのアラームテーブルもアンバインドされます。

  • エージェント階層のプロセス監視の設定機能では,アプリケーション定義の更新処理中にエラーが発生すると,KAVJS2525-Eメッセージが表示されます。アプリケーション定義名の変更でこのメッセージが表示された場合,変更前と変更後の両方のアプリケーション定義が存在している可能性があります。この場合,メッセージに含まれているエージェントのプロセス監視の設定を確認してください。

    変更前と変更後の両方のアプリケーション定義が存在している場合,変更後のアプリケーション定義が正しく設定されているかを確認してください。変更後の定義内容に問題がなければ,そのまま変更前のアプリケーション定義を削除してください。変更後の定義内容に問題があれば,変更後のアプリケーション定義を削除して,再度アプリケーション定義の編集を実行してください。

〈この項の構成〉

(1) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]画面は,監視対象とするプログラム,コマンドまたはサービスを選択して新規にアプリケーション定義を作成する画面です。また,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面は,監視対象とするプログラム,コマンドまたはサービスを選択してアプリケーション定義を編集する画面です。

ここでは,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒62 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄して[プロセス監視の設定]画面に戻ります。

[OK]ボタン

新規作成の場合,画面で設定した内容で新規にアプリケーション定義を作成します。編集の場合,画面で編集した内容をアプリケーション定義に反映します。また,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合に,1つ以上の選択したエージェントが停止した場合は,稼働中のエージェントだけに対して処理を実行します。

[監視対象]

監視対象とするアプリケーションについて指定します。

[テンプレート読み込み]ボタン

テンプレートを使用してアプリケーション定義を新規に作成したり,作成したアプリケーション定義を編集したりするときに使用します。[テンプレート読み込み]ボタンをクリックすると[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]画面が表示されます。

[アプリケーション定義名]

新規作成の場合,アプリケーション定義名を指定します。編集の場合,設定されているアプリケーション定義名が表示されます。指定できる文字列については,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R) 用)」,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R) 用)」およびマニュアル「JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform」の,プロセスの稼働・非稼働情報の収集について説明している個所を参照してください。

なお,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数のエージェントを選択している場合,選択した他エージェントに登録済みのアプリケーション定義と同じ名称を指定すると,再入力を求めるメッセージが表示されます。この場合,選択エージェント内で重複しないアプリケーション定義名を再指定してください。

[仮想化環境の識別子]

仮想化環境の識別子を指定します。この項目は選択されているエージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)(バージョン11-50以降),PFM - Agent for Platform(UNIX)またはPFM - RM for Platformの場合に表示されます。

[エージェント]

稼働中のプログラム,稼働中のコマンドラインまたはOSに登録されているサービスの一覧を表示させたいエージェントを選択します。

[実行]ボタン

[エージェント]で選択したエージェントで実行中のプログラムの一覧を[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > 稼働中のプログラム一覧から追加]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集 > 稼働中のプログラム一覧から追加]画面に表示します。

チェックボックス

[クリア]ボタンの対象とするプログラムを選択します。

[番号]

連番が表示されます。この項目は編集できません。

[名称]

新規作成の場合,プログラム,コマンドまたはサービスの実行時名称を指定します。編集の場合,選択したアプリケーション定義に設定されたプログラム,コマンドまたはサービス名の情報が表示されるので,必要に応じて変更してください。

指定できる文字列については,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R) 用)」,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R) 用)」およびマニュアル「JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform」の,プロセスの稼働・非稼働情報の収集について説明している個所を参照してください。

[ラベル]

新規作成の場合,項目のラベルを指定します。編集の場合,選択したアプリケーション定義に設定された項目のラベルの情報が表示されるので,必要に応じてラベルを変更してください。指定できる文字列は,31文字以内の半角文字です。

[種別]

項目の種別を選択します。「プログラム」,「コマンドライン」または「サービス」を選択できます。

Windows用の監視エージェントを想定したテンプレートを作成する場合,「プログラム」,「コマンドライン」または「サービス」のうち1つを選択してください。UNIX用の監視エージェントを想定したテンプレートを作成する場合,「プログラム」または「コマンドライン」のどちらか1つを選択してください。

メモ

PFM - Agent for Platform(UNIX)を選択した状態で,種別に「サービス」が含まれるテンプレートを読み込むと,[種別]は「選択なし」になります。この場合,[種別]には,「プログラム」または「コマンドライン」を指定してください。

[下限]

新規作成の場合,プログラム,コマンドまたはサービス数の下限値を指定します。編集の場合,編集対象から取得されたプログラム,コマンドまたはサービス数の下限値が表示されます。

初期値は「0」です。必要に応じて値を変更してください。指定できる値は0〜65535です。

[上限]

新規作成の場合,プログラム,コマンドまたはサービス数の上限値を指定します。編集の場合,編集対象から取得されたプロセス数の上限値が表示されます。

初期値は「0」です。必要に応じて値を変更してください。指定できる値は0〜65535です。ただし,[上限]には[下限]に指定した値以上の数値を指定してください。

[クリア]ボタン

チェックボックスで選択した項目の設定値を,次の表に示す値にクリアします。なお,このボタンは,チェックボックスが1つ以上チェックされている場合に使用できます。

表1‒15 [クリア]ボタンクリック時の初期状態

画面の項目

初期状態

[名称]

入力した内容がクリアされます。

[ラベル]

Monitoringxx

[種別]

「選択なし」が表示されます。

[下限]

0が設定されます。

[上限]

0が設定されます。

注※ xxは,[番号]と同じです。

複数のエージェントを選択してアプリケーション定義を編集する場合の注意事項

選択したアプリケーション定義と同一名称のアプリケーション定義が複数のエージェントにある場合,該当するすべてのアプリケーション定義が更新されます。アプリケーション定義を編集したいエージェントだけが選択されていることを確認してください。

注意事項

アプリケーション定義を新規作成または編集する画面で[OK]ボタンをクリックした際,KAVJS2614-E〜KAVJS2619-Eエラーが発生する場合があります。これらのエラーが発生した場合,アプリケーション定義の作成,更新が継続できない状態になりますが,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面が表示され,アプリケーション定義の設定状態をテンプレートとして保存できます。詳細については,「1.4.15(10) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面」を参照してください。

(2) アプリケーション定義のテンプレートからの入力

テンプレートから監視対象とするプロセスを定義できます。この場合,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面の[テンプレート読み込み]ボタンをクリックして,次の画面を表示させます。

ここでは,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒63 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄して[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面に戻ります。

[選択]ボタン

選択したテンプレートを適用して,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面に戻ります。

[アプリケーション定義のテンプレート]

定義されているアプリケーションテンプレートを表示します。

[選択]

使用したいテンプレートを選択します。

[テンプレート名]

登録されているテンプレートが表示されます。

[説明]

テンプレートの説明文が表示されます。

(3) アプリケーション定義の,稼働中のプログラム一覧から追加,稼働中のコマンドライン一覧から追加,サービス一覧から追加

次の画面で,監視対象プロセスを一覧から追加できます。

これらの6つの画面は一部項目を除き,表示される内容はほぼ同じです。ここでは,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > 稼働中のプログラム一覧から追加]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒64 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成 > 稼働中のプログラム一覧から追加]画面

[図データ]

表示項目について説明します。なお,画面ごとに表示内容に差異がある場合は該当する項目で説明します。

[キャンセル]ボタン

この画面での設定内容を反映しないで,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面に戻ります。

[OK]ボタン

この画面で設定したプログラム,コマンドラインおよびサービスを監視対象プロセスとして追加します。その後,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面に戻ります。

[稼働中のプログラム一覧]

プルダウンメニューから監視したい情報を選択します。デフォルトは「稼働中のプログラム」です。必要に応じて「稼働中のコマンドライン」または「サービス」を選択してください。なお,PFM - Agent for Platform(UNIX)の場合,またはPFM - Agent for Platform(Windows)で[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面の[仮想化環境の識別子]を選択している場合,「サービス」は選択できません。

[仮想化環境ごとにプログラムを表示]または[仮想化環境ごとにコマンドラインを表示]

プログラムまたはコマンドラインを仮想化環境ごとに表示する場合にチェックします。[稼働中のプログラム一覧]または[稼働中のコマンドライン]を選択している場合だけ表示されます。

チェックすると,次の項目が表示されます。

[仮想化環境の識別子]

プルダウンメニューから仮想化環境の識別子を選択します。仮想化環境の識別子を限定しない場合は「指定なし」を選択します。

[仮想化環境の識別子をアプリケーション定義に反映する]

この画面で[OK]ボタンを押して設定したプログラムおよびコマンドラインを監視対象プロセスとして追加する時に,仮想化環境の識別子もアプリケーション定義に反映する場合にチェックします。

[選択]ボタン

[選択]ボタンをクリックすると,[稼働中のプログラム],[稼働中のコマンドライン]または[サービス]の情報の一覧が表示されます。

[監視対象のホストで稼働中のプログラム]

監視対象のホストで稼働中のプログラム,稼働中のコマンドラインまたはOSに登録されているサービスが表示されます。この項目は,[稼働中のプログラム一覧]のプルダウンメニューで選択した内容に応じて名称が異なります。

テキストボックス

キーワードによって監視対象のホストで稼働中のプログラム,稼働中のコマンドラインまたはOSに登録されているサービスについて絞り込みができます。表示する対象を絞り込むための文字列を1〜512文字で指定します。複数の条件をAND検索またはOR検索することはできません。なお,絞り込みをしていない場合で,監視対象のホストで稼働中のプログラム,稼働中のコマンドラインまたはOSに登録されているサービスが1つもないときには,この項目は表示されません。

[絞込]ボタン

テキストボックスで指定した文字列で絞り込み検索が実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

[データ取得日時]

一覧のデータの取得日時が表示されます。表示される日時は,監視コンソールサーバのタイムゾーンに従います。

[選択]

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]画面に反映させるプログラム,コマンドラインまたはサービスを選択します。呼び出し元の画面に入力されている項目の場合,チェックボックスが表示されません。

[プログラム名],[コマンドライン名]または[サービス名]

プログラム名,コマンドライン名またはサービス名を表示します。呼び出し元の画面に入力されている項目の場合,太字で表示されます。

[個数]または[表示名]

稼働中のプログラムまたは稼働中のコマンドラインを一覧表示している場合はプログラムの個数またはコマンドラインの個数が表示されます。また,サービスを一覧表示している場合は,表示名が表示されます。呼び出し元の画面に入力されている項目の場合,太字で表示されます。

[仮想化環境の識別子]

[仮想化環境ごとにプログラムを表示]または[仮想化環境ごとにコマンドラインを表示]をチェックしている場合,プログラム名またはコマンドラインの仮想化環境の識別子が表示されます。呼び出し元の画面に入力されている項目の場合,太字で表示されます。

[状態]

OSに登録されているサービスの状態が表示されます。プルダウンメニューで「サービス」を選択した場合だけ表示されます。呼び出し元の画面に入力されている項目の場合,太字で表示されます。監視エージェントのPD_ASVCレコードのStateフィールドの値によって,次のどちらかが表示されます。

Stateフィールドの値

表示される文字列

Running

稼働

Running以外

非稼働

(4) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の削除]画面

監視対象とするプロセスを選択してアプリケーション定義を削除する画面です。

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の削除]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒65 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の削除]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄して[プロセス監視の設定]画面に戻ります。

[OK]ボタン

選択したアプリケーション定義を削除します。

[監視対象]
[アプリケーション定義名]

設定されているアプリケーション定義名が表示されます。この項目は編集できません。

[仮想化環境の識別子]

選択したエージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)(バージョン11-50以降),PFM - Agent for Platform(UNIX)またはPFM - RM for Platformの場合,仮想化環境の識別子が表示されます。この項目は編集できません。

[エージェント]

選択したエージェント名が表示されます。この項目は編集できません。

チェックボックス

この項目は編集できません。

[番号]

連番が表示されます。この項目は編集できません。

[名称]

選択したアプリケーション定義に設定されたプログラム,コマンドまたはサービスの実行時名称が表示されます。この項目は編集できません。

[ラベル]

選択したアプリケーション定義に設定された項目のラベルの情報が表示されます。この項目は編集できません。

[種別]

編集対象から取得された種別が表示されます。この項目は編集できません。

[下限]

編集対象から取得されたプログラム,コマンドまたはサービス数の下限値が表示されます。この項目は編集できません。

[上限]

編集対象から取得されたプログラム,コマンドまたはサービス数の上限値が表示されます。この項目は編集できません。

(5) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面

アプリケーション定義のテンプレートを設定する画面です。この画面は,[プロセス監視の設定]画面で[テンプレートの編集]を選択すると表示されます。この画面から,アプリケーション定義のテンプレートの作成・編集・削除操作を行えます。

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒66 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面

[図データ]

表示項目について次に説明します。

[OK]ボタン

設定を完了します。[プロセス監視の設定]画面に戻ります。

[選択]

編集または削除操作の対象とするテンプレートを選択します。

[テンプレート名]

選択したエージェントに登録されているテンプレートが一覧で表示されます。

[説明]

選択したエージェントに登録されているテンプレートの説明が一覧で表示されます。

[作成]ボタン

テンプレートを新規作成します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]画面が表示されます。

[編集]ボタン

選択したテンプレートを編集します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集]画面が表示されます。

[削除]ボタン

選択したテンプレートを削除します。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの削除]画面が表示されます。

(6) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集]画面

アプリケーション定義のテンプレートを新規作成または編集する画面です。ここでは,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒67 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄して[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面に戻ります。

[OK]ボタン

新規作成の場合,画面で設定した内容で新規にテンプレートを作成します。編集の場合,画面で編集した内容をテンプレートに反映します。

[監視対象]

監視対象とするアプリケーションについて指定します。

[テンプレート読み込み]ボタン

既存のテンプレートを使用して,テンプレートを新規に作成するときに使用します。[テンプレート読み込み]ボタンをクリックすると[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集 > アプリケーション定義のテンプレートから入力]画面が表示されます。

[テンプレート名]

新規作成の場合,テンプレート名を指定します。編集の場合,設定されているテンプレート名が表示されます。指定できる文字列については,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R) 用)」,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R) 用)」およびマニュアル「JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform」の,プロセスの稼働・非稼働情報の収集について説明している個所を参照してください。

[説明]

新規作成の場合,テンプレートの説明を入力します。編集の場合,設定されているテンプレートの説明が表示されます。入力できる文字列は,127文字以内の半角文字および全角文字です。なお,改行文字は2文字として数えられます。

[エージェント]

稼働中のプログラムの一覧を表示させたいエージェントを選択します。

[実行]ボタン

[エージェント]で選択したエージェントで稼働中のプログラムの一覧を[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成 > 稼働中のプログラム一覧から追加]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集 > 稼働中のプログラム一覧から追加]画面に表示します。

チェックボックス

[クリア]ボタンの対象とする項目を選択します。

[番号]

連番が表示されます。この項目は編集できません。

[名称]

新規作成の場合,プログラム,コマンドまたはサービスの実行時名称を指定します。編集の場合,選択したテンプレートに設定されたプログラム,コマンドまたはサービス名の情報が表示されるので,必要に応じて変更してください。

指定できる文字列については,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R) 用)」,マニュアル「JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R) 用)」およびマニュアル「JP1/Performance Management - Remote Monitor for Platform」の,プロセスの稼働・非稼働情報の収集について説明している個所を参照してください。

[ラベル]

新規作成の場合,項目のラベルを指定します。編集の場合,選択したテンプレートに設定された項目のラベルの情報が表示されるので,必要に応じてラベルを変更してください。指定できる文字列は,31文字以内の半角文字です。

[種別]

項目の種別を選択します。「プログラム」,「コマンドライン」または「サービス」を選択できます。

Windows用の監視エージェントを想定したテンプレートを作成する場合,「プログラム」,「コマンドライン」または「サービス」のうち1つを選択してください。UNIX用の監視エージェントを想定したテンプレートを作成する場合,「プログラム」または「コマンドライン」のどちらか1つを選択してください。

[下限]

プログラム,コマンドまたはサービス数の下限値を指定します。指定できる値は0〜65535です。初期値は「0」です。

[上限]

プログラム,コマンドまたはサービス数の上限値を指定します。指定できる値は0〜65535です。初期値は「0」です。[上限]には[下限]に指定した値以上を指定してください。

[クリア]ボタン

チェックボックスで選択した項目の設定値を,次の表に示す値にクリアします。なお,このボタンは,チェックボックスが1つ以上チェックされている場合に使用できます。

表1‒16 [クリア]ボタンクリック時の初期状態

画面の項目

初期状態

[名称]

入力した内容がクリアされます。

[ラベル]

Monitoringxx

[種別]

「選択なし」が表示されます。

[下限]

0が設定されます。

[上限]

0が設定されます。

注※ xxは,[番号]と同じです。

(7) アプリケーション定義のテンプレートのテンプレートからの入力

テンプレートから監視対象とするプロセスを定義できます。この場合,[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの編集]画面の[テンプレート読み込み]ボタンをクリックして,次の画面を表示させます。

この画面の詳細については,「1.4.15(2) アプリケーション定義のテンプレートからの入力」を参照してください。なお,参照先の画面名中の「アプリケーション定義」は,「アプリケーション定義のテンプレート」に読み替えてください。

(8) アプリケーション定義のテンプレートの,稼働中のプログラム一覧から追加,稼働中のコマンドライン一覧から追加,サービス一覧から追加

次の画面で,監視対象プロセスを一覧から追加できます。

これらの6つの画面は一部項目を除き,表示される内容はほぼ同じです。この画面の詳細については,「1.4.15(3) アプリケーション定義の,稼働中のプログラム一覧から追加,稼働中のコマンドライン一覧から追加,サービス一覧から追加」を参照してください。なお,参照先の画面名中の「アプリケーション定義」は,「アプリケーション定義のテンプレート」に読み替えてください。

(9) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの削除]画面

アプリケーション定義のテンプレートを削除する画面です。

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの削除]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒68 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレートの削除]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄して[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート]画面に戻ります。

[OK]ボタン

選択したテンプレートを削除します。

[監視対象]
[テンプレート名]

設定されているテンプレート名が表示されます。この項目は編集できません。

[説明]

テンプレートの説明が表示されます。この項目は編集できません。

[エージェント]

選択したエージェント名が表示されます。この項目は編集できません。

チェックボックス

この項目は編集できません。

[番号]

連番が表示されます。この項目は編集できません。

[名称]

選択したテンプレートに設定されたプログラム,コマンドまたはサービスの実行時名称が表示されます。この項目は編集できません。

[ラベル]

選択したテンプレートに設定された項目のラベルの情報が表示されます。この項目は編集できません。

[種別]

編集対象から取得された種別が表示されます。この項目は編集できません。

[下限]

編集対象から取得されたプログラム,コマンドまたはサービス数の下限値が表示されます。この項目は編集できません。

[上限]

編集対象から取得されたプログラム,コマンドまたはサービス数の上限値が表示されます。この項目は編集できません。

(10) [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面

アプリケーション定義のテンプレートを保存する画面です。[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の新規作成]または[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義の編集]で,アプリケーション定義の更新に失敗した場合に表示されます。

[プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒69 [プロセス監視の設定 > アプリケーション定義のテンプレート保存]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[キャンセル]ボタン

画面で設定した内容を破棄してインフォメーションエリアをクリアします。

[OK]ボタン

テンプレートを保存します。

[監視対象]
[テンプレート名]

アプリケーション定義の更新に失敗する直前の画面で設定されていたアプリケーション定義名が表示されます。この項目はテンプレート名として利用されます。

[説明]

アプリケーション定義の更新に失敗する直前の画面で,仮想化環境の識別子が設定されている場合,次の書式で仮想化環境の識別子が表示されます。

「仮想化環境の識別子:直前の画面で設定されていた仮想化環境の識別子

この項目は編集できません。

[エージェント]

選択したエージェント名が表示されます。この項目は編集できません。

チェックボックス

この項目は編集できません。

[番号]

連番が表示されます。この項目は編集できません。

[名称]

編集対象に指定されたプログラム,コマンドまたはサービスの実行時名称が表示されます。この項目は編集できません。

[ラベル]

編集対象に指定された項目のラベルの情報が表示されます。この項目は編集できません。

[種別]

編集対象に指定された種別が表示されます。この項目は編集できません。

[下限]

編集対象に指定されたプログラム,コマンドまたはサービス数の下限値が表示されます。この項目は編集できません。

[上限]

編集対象に指定されたプログラム,コマンドまたはサービス数の上限値が表示されます。この項目は編集できません。