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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


2.1 JP1/IM2の統合オペレーション・ビューアー上に表示されるPFM - Web Consoleの画面の表示項目

12-10以降のバージョンのJP1/IM2と連携する場合,PFM - Web Consoleのバージョンが12-10以降のときは,JP1/IM2の[統合オペレーション・ビューアー]画面の[稼働状況]領域で選択したPerformance Managementの構成要素に応じて,ログイン操作なし(シングル・サインオン)で,[詳細表示]領域の[パフォーマンス]タブにPFM - Web Consoleの画面を表示できます。監視エージェントの性能に関する問題の検知から詳細な原因の分析までを,すべてJP1/IM2の画面上で行えます。

[統合オペレーション・ビューアー]画面の[詳細表示]領域の[パフォーマンス]タブに表示されるPFM - Web Consoleの画面の表示例を,次の図に示します。

図2‒1 [統合オペレーション・ビューアー]画面の[詳細表示]領域の[パフォーマンス]タブに表示されるPFM - Web Consoleの画面の表示例

[図データ]

[統合オペレーション・ビューアー]画面の[詳細表示]領域の[パフォーマンス]タブに表示されるPFM - Web Consoleの画面の表示項目を,次の表に示します。

表2‒1 [統合オペレーション・ビューアー]画面の[詳細表示]領域の[パフォーマンス]タブに表示されるPFM - Web Consoleの画面の表示項目

表示項目

説明

接続メニュー表示領域※1

[Primary]ボタン

接続先PFM - Managerホスト(プライマリー)に設定しているPFM - Web Consoleに接続します。

クリックすると,接続先を変更することをメッセージダイアログで通知します。

[Secondary]ボタン

接続先PFM - Managerホスト(セカンダリー)に設定しているPFM - Web Consoleに接続します。

クリックすると,接続先を変更することをメッセージダイアログで通知します。

通知アイコン

JP1/IM2側に反映しているPerformance Managementの構成情報(監視二重化のプライマリーとセカンダリー)が,実際の構成情報と差異がある場合に表示します。

プライマリーへの接続中に差異があるときは[Primary]ボタンの左側,セカンダリーへの接続中に差異があるときは[Secondary]ボタンの左側に表示します。また,ツールチップでメッセージを通知します。

開閉ボタン

接続メニュー表示領域の表示状態を変更します。

クリックすると,接続メニュー表示領域の開閉を切り替えます。

階層メニュー表示領域

[エージェント階層]タブ

階層表示領域に[エージェント階層]画面を表示します。

[レポート階層]タブ※2※3

階層表示領域に[レポート階層]画面を表示します。

[アラーム階層]タブ※2※4

階層表示領域に[アラーム階層]画面を表示します。

[サービス階層]タブ※4

階層表示領域に[サービス階層]画面を表示します。

[バージョン情報]ボタン

[バージョン情報]画面を別ウィンドウで表示します。

[バージョン情報]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[バージョン情報]画面と同様です。Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.3.5 [バージョン情報]画面」の説明を参照してください。

[環境設定]ボタン

[環境設定]画面を別ウィンドウで表示します。

[環境設定]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[環境設定]画面と同様です。Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.3.4 [環境設定]画面」の説明を参照してください。

[ヘルプ]ボタン

[ヘルプ]画面を別ウィンドウで表示します。

[ヘルプ]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[ヘルプ]画面と同様です。Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.3.6 [ヘルプ]画面」の説明を参照してください。

[再ログイン]ボタン

PFM - Web Consoleに再ログインします。

注意

次に示すログイン中のPFM - Web Consoleがある場合,接続を切断したあと,再ログインします。

  • 同一セッションでログイン中

  • 同一ユーザー名でログイン中

注※

初期設定ファイル(config.xml)のenableDuplicateLoginにfalseを指定している場合

階層表示領域

[エージェント階層]画面

監視エージェント階層を表示する画面です。

[稼働状況]領域で選択したPerformance Managementの構成要素に応じて,操作対象のエージェントが次のように切り替わります。

  • PFM - Managerの構成要素を選択した場合

    すべてのエージェントが操作対象となります。

    ただし,次の機能を使用するときは,ヘルスチェックエージェントが操作対象となります。

    ・レポートの表示

    ・アラームの状態の表示

    ・アラームテーブルのバインド※3

    ・アラームのバインドの設定※3

    ・プロパティの表示

  • PFM - AgentまたはPFM - RMの構成要素を選択した場合

    選択したエージェントが操作対象となります。

[エージェント階層]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面と同様です。ただし,次に示す機能は使用できません。

  • エージェント階層の編集

  • ブックマークの登録

  • アラーム反映状況の確認

上記以外の[エージェント階層]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面と同様です。Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.4 [エージェント階層]画面」の説明を参照してください。

[レポート階層]画面※2※3

レポート階層を表示する画面です。

[レポート階層]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[レポート階層]画面と同様です。Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.5 [レポート階層]画面」の説明を参照してください。

[アラーム階層]画面※2※4

アラーム階層を表示する画面です。

[アラーム階層]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[アラーム階層]画面と同様です。

[アラーム階層]画面での操作と表示項目については,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.7 [アラーム階層]画面」の説明を参照してください。

[サービス階層]画面※4

Performance Managementプログラムのサービスを管理する画面です。

[サービス階層]画面での操作と表示項目は,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの[サービス階層]画面と同様です。ただし,次に示す機能は使用できません。

  • PFM - RMのグループエージェントおよびリモートエージェントのサービスのステータス表示

  • サービスの停止

[サービス階層]画面での操作と表示項目については,Performance ManagementのPFM - Web Consoleの「1.8 [サービス階層]画面」の説明を参照してください。

ナビゲーションフレーム

[レポート階層]画面,[アラーム階層]画面,または[サービス階層]画面を表示している場合,[稼働状況]領域で選択したPerformance Managementの構成要素に応じたアイテムをツリー表示します。

初回表示時は開いた状態となります。

ナビゲーションフレームにツリー表示するアイテムの詳細については,「2.2 各階層画面のナビゲーションフレームにツリー表示するアイテム」を参照してください。

また,ナビゲーションフレームの境界線をドラッグすると,フレーム幅を調整できます。ただし,使用するブラウザがGoogle Chromeの場合はフレーム幅を調整できません。

[閉じる]アイコン

ナビゲーションフレームを閉じます。

[開く]アイコン

ナビゲーションフレームを開きます。

注※1

接続メニュー表示領域は,監視二重化の構成の場合に表示する領域です。ただし,接続先のPFM - Managerの情報取得に失敗してエラーが発生した場合は,非表示となります。

また,接続メニュー表示領域は,通常は自動的に閉じた状態となります。ただし,次の条件を満たす場合は,開いたままの状態となります。

  • JP1/IM2側でIM管理ノード関連情報の反映を行ったあとに,接続先PFM - Managerホストのプライマリーとセカンダリーを切り替え,次の表に示すどちらかの状態となった場合

    接続メニュー表示領域

    接続先PFM - Managerホストの監視二重化の状態

    [Primary]ボタンが選択状態で左側に通知アイコンを表示

    セカンダリー

    [Secondary]ボタンが選択状態で左側に通知アイコンを表示

    プライマリー

    注※ プライマリーとセカンダリーの切り替えの手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,プライマリーとセカンダリーの切り替えについて説明している章を参照してください。

  • JP1/IM2を12-00から12-10以降にバージョンアップしたあとに,JP1/IM2側でIM管理ノード関連情報の反映を行っていない場合

  • 接続メニュー表示領域で選択したPFM - Managerホストに接続できない場合(PFM - ManagerのMonitoring Console Hostプロパティに設定しているPFM - Web Consoleに接続できない場合を含む)

    注※ [サービス階層]画面でMaster Managerサービスのプロパティとして表示されるJP1 Event ConfigurationsノードのMonitoring Console Hostプロパティ

IM管理ノード関連情報の反映については,JP1/IM2のマニュアルを参照してください。

注※2

[稼働状況]領域のPerformance Managementの構成要素からRemote Monitor Collectorサービスを選択した場合は表示されません。

注※3

ログインユーザーが業務グループ一般ユーザーの場合は表示されません。

ログインユーザーが一般ユーザーの場合,初期設定ファイル(config.xml)のeditReportByOrdinaryUserパラメーターでoff(デフォルトはon)が指定されているときは表示されません。

注※4

ログインユーザーが一般ユーザーまたは業務グループ一般ユーザーの場合は表示されません。