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JP1 Version 12 JP1/Performance Management リファレンス


1.7 [アラーム階層]画面

アラームテーブルおよびアラームの作成,コピー,編集などができる画面です。この画面は,PFM - Web Console各画面のナビゲーションフレームで[アラーム階層]タブを選択すると表示されます。

この画面は,管理ユーザー権限を持つログインユーザーだけが表示できます。

[アラーム階層]画面の表示例を次の図に示します。

図1‒107 [アラーム階層]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

メニューバーフレーム

各画面で共通のメニュー項目を表示します。

詳細については,「1.3 [メイン]画面」のメニューバーフレームの説明を参照してください。

ナビゲーションフレーム

アラームが階層表示されます。

次の項目以外は[メイン]画面のナビゲーションフレームと共通になります。詳細については,「1.3 [メイン]画面」を参照してください。

テキストボックス

キーワードによってアラームテーブルまたはアラームを絞り込むことができます。ただし,PFM - Managerが09-50以前のバージョンの場合は,絞り込み機能は使用できません。

表示するアラームテーブルまたはアラームを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。

[絞込]ボタン

テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。

[解除]ボタン

絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。

アラーム階層

ルートは,アラームツリーの分離表示が有効か無効かで異なります。

  • 有効の場合

    「User Alarms」と「Template Alarms」です。

  • 無効の場合

    「Alarms」です。

2階層目以降には次のオブジェクトが表示されます。

  • 2階層目

    セットアップされているPFM - AgentまたはPFM - RMごとのアラームフォルダが表示されます。

  • 3階層目

    監視テンプレートとしてPFM - AgentまたはPFM - RMごとに用意されているアラームテーブル,およびユーザーが任意に作成したアラームテーブルが表示されます。監視テンプレートは,データモデルのバージョンごとに用意されています。

  • 4階層目

    各アラームテーブルに定義されているアラームが表示されます。

アイコン

アラーム階層の各構成要素には,左側にアイコンが表示されています。アイコンの詳細については,「表1-10 構成要素のアイコンと説明」を参照してください。

アイコンの意味を次に示します。

  • [図データ]:ルートを表します。

  • [図データ]:アラームフォルダを表します。

  • [図データ]:アラームテーブルを表します。

  • [図データ]:アラームを表します。

メソッドフレーム

アラーム階層に対して実行できる操作項目が表示されます。表示される操作項目は,選択したオブジェクトによって変わります。

[プロパティの表示]

選択したアラームのプロパティ(定義内容)が表示されます。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[プロパティ]画面が表示されます。

[新規アラームテーブル]

選択したアラームフォルダの下位に新しいアラームテーブルを作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。

  • アラームツリーの分離表示が有効の場合

    「User Alarms」直下のアラームフォルダ

  • アラームツリーの分離表示が無効の場合

    ユーザーが任意に作成したアラームフォルダ

この項目を選択すると,[新規アラームテーブル > 基本情報]画面に遷移します。

[新規アラーム]

選択したアラームテーブルの下位に新しいアラームを作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。

  • アラームツリーの分離表示が有効の場合

    「User Alarms」配下のアラームテーブル

  • アラームツリーの分離表示が無効の場合

    ユーザーが任意に作成したアラームテーブル

アラームテーブルを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[新規アラーム > 基本情報]画面に遷移します。

[コピー]

選択したアラームテーブルまたはアラームをコピーします。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。

  • アラームツリーの分離表示が有効の場合

    アラームテーブルまたは「User Alarms」配下のアラーム

  • アラームツリーの分離表示が無効の場合

    アラームテーブルまたはユーザーが任意に作成したアラーム

この項目を選択すると,[コピー]画面に遷移します。アラームツリーの分離表示が有効の場合,選択したアラームテーブルまたはアラームは,「User Alarms」フォルダ配下の対応するアラームフォルダの下にコピーされます。アラームツリーの分離表示が無効の場合,選択したアラームテーブルまたはアラームは,コピー元のアラームテーブルと同じ位置にコピーされます。

[編集]

選択したアラームの定義内容を変更します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。

  • アラームツリーの分離表示が有効の場合

    「User Alarms」配下のアラーム

  • アラームツリーの分離表示が無効の場合

    ユーザーが任意に作成したアラーム

この項目を選択すると,[編集 > 基本情報]画面に遷移します。

[削除]

選択したアラームテーブルまたはアラームを削除します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。

  • アラームツリーの分離表示が有効の場合

    「User Alarms」配下のアラームテーブルまたはアラーム

  • アラームツリーの分離表示が無効の場合

    ユーザーが任意に作成したアラームテーブルまたはアラーム

この項目を選択すると,削除の実行を確認するメッセージボックスが表示されます。なお,削除対象としてアラームテーブルを選択した場合は,その下位にあるアラームもすべて削除されます。

[アクティブ設定]

選択したアラームテーブルまたはアラームにアクティブ設定します。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームテーブルまたはアラームを選択した場合に表示されます。

この項目を選択すると,[アクティブ設定]画面に遷移します。

[バインドしたエージェントの表示]

選択したアラームテーブルにバインド(関連づけ)されている監視エージェントが一覧で表示されます。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームテーブルを選択した場合に表示されます。

この項目を選択すると,[バインドしたエージェントの表示]画面に遷移します。

[エクスポート]

選択したアラームフォルダまたはアラームテーブル以下の定義をエクスポートします。

この項目は,ナビゲーションフレームでルート,アラームフォルダ,またはアラームテーブルを選択した場合に表示されます。ルートを選択すると,配下にあるすべての定義がエクスポートされます。

この項目を選択すると,ファイルの出力先を選択するダイアログボックスが表示され,任意のフォルダにエクスポート結果を保存できます。

[インポート]

指定したインポートファイルのアラーム定義内容をインポートします。

この項目を選択すると,[インポート]画面に遷移します。

[自動バインド設定]

選択したアラームテーブルの自動バインドの設定状態を表示します。また,自動バインドの設定変更もできます。

この項目は,自動バインド機能が有効な場合だけ表示されます。

この項目を選択すると,[自動バインド設定]画面に遷移します。

インフォメーションフレーム

ナビゲーションフレームで選択したオブジェクトに対し,メソッドフレームで選択したメソッドによる操作結果が表示されます。

〈この節の構成〉