1.7 [アラーム階層]画面
アラームテーブルおよびアラームの作成,コピー,編集などができる画面です。この画面は,PFM - Web Console各画面のナビゲーションフレームで[アラーム階層]タブを選択すると表示されます。
この画面は,管理ユーザー権限を持つログインユーザーだけが表示できます。
[アラーム階層]画面の表示例を次の図に示します。
表示項目について説明します。
- メニューバーフレーム
-
各画面で共通のメニュー項目を表示します。
詳細については,「1.3 [メイン]画面」のメニューバーフレームの説明を参照してください。
- ナビゲーションフレーム
-
アラームが階層表示されます。
次の項目以外は[メイン]画面のナビゲーションフレームと共通になります。詳細については,「1.3 [メイン]画面」を参照してください。
- テキストボックス
-
キーワードによってアラームテーブルまたはアラームを絞り込むことができます。ただし,PFM - Managerが09-50以前のバージョンの場合は,絞り込み機能は使用できません。
表示するアラームテーブルまたはアラームを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。
- [絞込]ボタン
-
テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。
- [解除]ボタン
-
絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。
- アラーム階層
-
ルートは,アラームツリーの分離表示が有効か無効かで異なります。
-
有効の場合
「User Alarms」と「Template Alarms」です。
-
無効の場合
「Alarms」です。
2階層目以降には次のオブジェクトが表示されます。
-
2階層目
セットアップされているPFM - AgentまたはPFM - RMごとのアラームフォルダが表示されます。
-
3階層目
監視テンプレートとしてPFM - AgentまたはPFM - RMごとに用意されているアラームテーブル,およびユーザーが任意に作成したアラームテーブルが表示されます。監視テンプレートは,データモデルのバージョンごとに用意されています。
-
4階層目
各アラームテーブルに定義されているアラームが表示されます。
-
- アイコン
-
アラーム階層の各構成要素には,左側にアイコンが表示されています。アイコンの詳細については,「表1-10 構成要素のアイコンと説明」を参照してください。
アイコンの意味を次に示します。
-
:ルートを表します。
-
:アラームフォルダを表します。
-
:アラームテーブルを表します。
-
:アラームを表します。
-
- メソッドフレーム
-
アラーム階層に対して実行できる操作項目が表示されます。表示される操作項目は,選択したオブジェクトによって変わります。
- [プロパティの表示]
-
選択したアラームのプロパティ(定義内容)が表示されます。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[プロパティ]画面が表示されます。
- [新規アラームテーブル]
-
選択したアラームフォルダの下位に新しいアラームテーブルを作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。
-
アラームツリーの分離表示が有効の場合
「User Alarms」直下のアラームフォルダ
-
アラームツリーの分離表示が無効の場合
ユーザーが任意に作成したアラームフォルダ
この項目を選択すると,[新規アラームテーブル > 基本情報]画面に遷移します。
-
- [新規アラーム]
-
選択したアラームテーブルの下位に新しいアラームを作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。
-
アラームツリーの分離表示が有効の場合
「User Alarms」配下のアラームテーブル
-
アラームツリーの分離表示が無効の場合
ユーザーが任意に作成したアラームテーブル
アラームテーブルを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[新規アラーム > 基本情報]画面に遷移します。
-
- [コピー]
-
選択したアラームテーブルまたはアラームをコピーします。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。
-
アラームツリーの分離表示が有効の場合
アラームテーブルまたは「User Alarms」配下のアラーム
-
アラームツリーの分離表示が無効の場合
アラームテーブルまたはユーザーが任意に作成したアラーム
この項目を選択すると,[コピー]画面に遷移します。アラームツリーの分離表示が有効の場合,選択したアラームテーブルまたはアラームは,「User Alarms」フォルダ配下の対応するアラームフォルダの下にコピーされます。アラームツリーの分離表示が無効の場合,選択したアラームテーブルまたはアラームは,コピー元のアラームテーブルと同じ位置にコピーされます。
-
- [編集]
-
選択したアラームの定義内容を変更します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。
-
アラームツリーの分離表示が有効の場合
「User Alarms」配下のアラーム
-
アラームツリーの分離表示が無効の場合
ユーザーが任意に作成したアラーム
この項目を選択すると,[編集 > 基本情報]画面に遷移します。
-
- [削除]
-
選択したアラームテーブルまたはアラームを削除します。この項目は,ナビゲーションフレームで次の項目を選択した場合に表示されます。
-
アラームツリーの分離表示が有効の場合
「User Alarms」配下のアラームテーブルまたはアラーム
-
アラームツリーの分離表示が無効の場合
ユーザーが任意に作成したアラームテーブルまたはアラーム
この項目を選択すると,削除の実行を確認するメッセージボックスが表示されます。なお,削除対象としてアラームテーブルを選択した場合は,その下位にあるアラームもすべて削除されます。
-
- [アクティブ設定]
-
選択したアラームテーブルまたはアラームにアクティブ設定します。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームテーブルまたはアラームを選択した場合に表示されます。
この項目を選択すると,[アクティブ設定]画面に遷移します。
- [バインドしたエージェントの表示]
-
選択したアラームテーブルにバインド(関連づけ)されている監視エージェントが一覧で表示されます。この項目は,ナビゲーションフレームでアラームテーブルを選択した場合に表示されます。
この項目を選択すると,[バインドしたエージェントの表示]画面に遷移します。
- [エクスポート]
-
選択したアラームフォルダまたはアラームテーブル以下の定義をエクスポートします。
この項目は,ナビゲーションフレームでルート,アラームフォルダ,またはアラームテーブルを選択した場合に表示されます。ルートを選択すると,配下にあるすべての定義がエクスポートされます。
この項目を選択すると,ファイルの出力先を選択するダイアログボックスが表示され,任意のフォルダにエクスポート結果を保存できます。
- [インポート]
-
指定したインポートファイルのアラーム定義内容をインポートします。
この項目を選択すると,[インポート]画面に遷移します。
- [自動バインド設定]
-
選択したアラームテーブルの自動バインドの設定状態を表示します。また,自動バインドの設定変更もできます。
この項目は,自動バインド機能が有効な場合だけ表示されます。
この項目を選択すると,[自動バインド設定]画面に遷移します。
- インフォメーションフレーム
-
ナビゲーションフレームで選択したオブジェクトに対し,メソッドフレームで選択したメソッドによる操作結果が表示されます。