1.5 [レポート階層]画面
レポートの作成やコピー,編集などができる画面です。この画面は,PFM - Web Console各画面のナビゲーションフレームで[レポート階層]タブを選択すると表示されます。初期設定ファイル(config.xml)で[レポート階層]画面の非表示が設定されている場合,一般ユーザー権限でログインすると[レポート階層]画面は表示されません。初期設定ファイル(config.xml)については,「初期設定ファイル(config.xml)」を参照してください。
[レポート階層]画面の表示例を次の図に示します。
表示項目について説明します。
- メニューバーフレーム
-
各画面で共通のメニュー項目を表示します。
詳細については,「1.3 [メイン]画面」のメニューバーフレームの説明を参照してください。
- ナビゲーションフレーム
-
レポート定義が階層表示されます。
次の項目以外は[メイン]画面のナビゲーションフレームと共通になります。詳細については,「1.3 [メイン]画面」を参照してください。
- テキストボックス
-
キーワードによってレポートを絞り込むことができます。表示するレポートを絞り込むための文字列を1〜1,024文字で指定します。複数の条件をAND検索したい場合は,区切り文字(全角スペース,半角スペース,またはタブ文字)で区切ります。区切り文字も1文字としてカウントされます。絞り込みのキーワードとして入力できる単語数は100個までです。
- [絞込]ボタン
-
テキストボックスに指定した文字列で絞り込みが実行されます。
- [解除]ボタン
-
絞り込みの状態が解除され,絞り込み条件がクリアされます。
- レポート階層
-
ルートは「User Reports」および「System Reports」です。2階層目以降に,レポートフォルダおよびレポートがアルファベット順に表示されます。ルートについて次に示します。
-
「User Reports」
ユーザーが作成したレポートフォルダおよびレポートが階層表示されます。
-
「System Reports」
PFM - AgentまたはPFM - RMインストール時に組み込まれる監視テンプレートのレポートフォルダおよびレポートが階層表示されます。
注意
レポート階層の階層のパスを表示する際,「User Reports」と「System Reports」をまとめて「Reports」と表示することがあります。
-
- アイコン
-
レポート階層の各構成要素には,左側にアイコンが表示されています。アイコンの詳細については,「表1-10 構成要素のアイコンと説明」を参照してください。
アイコンの意味を次に示します。
-
:ルートを表します。
-
:レポートフォルダを表します。
-
:レポートを表します。PFM - AgentまたはPFM - RMによって異なります。
注意
PFM - Agent for Platform以外のPFM - AgentまたはPFM - RMでjpcwagtsetupコマンドによってPFM - AgentまたはPFM - RMの登録を実施していない場合,レポートのアイコンが正しく表示されません。正しく表示するためにはjpcwagtsetupコマンドによってPFM - AgentまたはPFM - RMを登録したあと,PFM - Web Consoleを再起動してください。
-
- メソッドフレーム
-
レポート階層に対して実行できる操作項目が表示されます。表示される操作項目は,選択したオブジェクトによって変わります。
- [プロパティの表示]
-
選択したレポート定義のプロパティを表示します。この項目を選択すると,新しくウィンドウが開き,選択したレポート定義の[プロパティ]画面が表示されます。
- [コピー]
-
選択したレポート定義をコピーします。この項目は,ナビゲーションフレームでレポート定義を選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[コピー]画面に遷移します。なお,コピー元のレポート定義は複数選択できません。
- [削除]
-
選択したレポートフォルダまたはレポート定義を削除します。この項目は,ナビゲーションフレームで「User Reports」の下位にあるレポートフォルダまたはレポート定義を選択した場合に表示されます。削除対象としてレポートフォルダを選択した場合は,その下位にあるレポートフォルダおよびレポート定義はすべて削除されます。
この項目を選択すると,削除の実行を確認するメッセージボックスが表示されます。
- [編集]
-
選択したレポート定義を変更します。この項目は,ナビゲーションフレームで「User Reports」の下位にあるレポート定義を選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[編集 > 名前と種別]画面に遷移します。
- [新規フォルダ]
-
選択したオブジェクトの下位に新しいレポートフォルダを作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで「User Reports」,またはその下位にあるレポートフォルダを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[新規フォルダ]画面に遷移します。
- [新規レポート]
-
選択したオブジェクトの下位に新しいレポート定義を作成します。この項目は,ナビゲーションフレームで「User Reports」,またはその下位にあるレポートフォルダを選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[新規レポート > 名前と種別]画面に遷移します。
- [名前の変更]
-
選択したレポートフォルダまたはレポート定義の名称を変更します。この項目は,ナビゲーションフレームで「User Reports」の下位にあるレポートフォルダまたはレポート定義を選択した場合に表示されます。この項目を選択すると,[名前の変更]画面に遷移します。
- [エクスポート]
-
選択したレポートフォルダまたはレポート定義をエクスポートします。
「User Reports」を選択すると,すべての定義がエクスポートされます。
ナビゲーションフレームで「User Reports」,レポートフォルダ,またはレポート定義を選択した場合に表示されます。
この項目を選択するとエクスポートが実行され,エクスポート結果を任意のフォルダに保存できます。
なお,レポートが1つも定義されていない「User Reports」,またはその下位のレポートフォルダを選択した場合でも,エクスポートは実行されます。
- [インポート]
-
指定したインポートファイルの定義内容をインポートします。
この項目を選択すると,[インポート]画面に遷移します。
- インフォメーションフレーム
-
ナビゲーションフレームで選択したオブジェクトに対し,メソッドフレームで選択したメソッドによる操作結果が表示されます。