jpctool service sync
形式
jpctool service sync [-lhost 論理ホスト名]
機能
jpctool service syncコマンドは,PFM - ManagerとPFM - Web Consoleに登録されているサービス情報を同期するコマンドです。
Performance Managementに登録されているエージェントのサービス情報をPFM - Managerホストで削除したあと,このコマンドを実行すると,PFM - Web Consoleに反映されます。
コマンドを実行できるホスト
PFM - Manager
実行権限
- Windowsの場合
-
Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
-
rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1pc/tools/
引数
-lhost 論理ホスト名
このコマンドを実行するホストを,物理ホスト環境ではなく論理ホスト環境とする場合に,その論理ホスト名を指定します。1〜32バイトの半角英数字で指定します。空白文字は,指定できません。指定を省略した場合,物理ホストが仮定されます。ワイルドカード文字は使用できません。
注意事項
-
PFM - Managerが停止している場合,このコマンドは実行できません。
-
PFM - Web Consoleのエージェント階層で「User Agents」のツリーに追加したエージェントは,このコマンドを実行しても削除されません。半透明のアイコンが表示されます。必要に応じて削除してください。
-
サービス情報の削除を有効にするには,このコマンドを実行したあと,次の作業を実施してください。
-
PFM - Web Consoleが09-10-05より前の場合
PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleを再起動してください。
-
PFM - Web Consoleが09-10-05以降である場合
PFM - Web Consoleの画面でエージェント階層を再表示してください。
-
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
引数の指定に誤りがある。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
4 |
同一マシン上で起動停止コマンドまたはほかのセットアップコマンドが実行されている。 |
5 |
PFM - Managerがインストールされていない。 |
100 |
Performance Managementの環境が不正である。 |
101 |
PFM - Managerサービスが起動していない。 |
102 |
指定された論理ホスト名はセットアップされていない。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
210 |
ディスク容量が不足している。 |
211 |
ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
使用例
PFM - Managerが物理ホストで動作している場合に,エージェントのサービス情報を同期する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpctool service sync