17.7 Performance Managementシステムの障害回復
この節では,Performance Managementのサーバで障害が発生したときに,バックアップファイルを基にして,障害が発生する前の正常な状態に回復する手順について説明します。
- 注意
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バックアップファイルをリストアするときは,同じバージョンの製品に対して実施してください。
障害が発生する前の状態に回復させるためには,次の手順があります。
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ディスク故障などの重大な障害の場合
ディスクの物理的な故障などでPerformance Managementのファイルが広範囲に破損したおそれのあるとき,または構成変更に伴う障害の場合の手順では回復できないときに行う手順です。
Performance Managementを再インストール・再セットアップします。そのあと,Performance Managementのすべての定義情報,パフォーマンスデータ,イベントデータをバックアップファイルからリストアすることで,システムを回復します。
- ヒント
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システムの構成を変更する場合やPerformance Managementバージョンを更新する場合は,各種定義情報のバックアップを取得することをお勧めします。また,パフォーマンスデータ,イベントデータは日々更新されるため,ディスク障害などに備えて定期的にバックアップを取得することをお勧めします。Performance Managementにはパフォーマンスデータ,イベントデータのバックアップを取得するためのコマンドがあります。
バックアップの取得の詳細については,「9. バックアップとリストア」を参照してください。
- 〈この節の構成〉