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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


17.6.3 トラブルが発生したときに資料を採取する手順(PFM - Web Consoleの場合)

〈この項の構成〉

(1) 資料採取コマンドを実行する

トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcwrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてrootユーザーが実行してください。

  1. 資料採取するサービスがインストールされているホストにログインする。

  2. 採取する資料および資料の格納先ディレクトリを指定して,jpcwrasコマンドを実行する。

    jpcwrasコマンドで,採取できるすべての情報を/tmp/jp1pcwebconディレクトリに格納する場合の,コマンドの指定例を次に示します。

    jpcwras /tmp/jp1pcwebcon

    資料採取コマンドで,収集された資料を収集する場合は,資料採取ホストで利用可能なアーカイバ(tarコマンドなど),圧縮形式(gzipcompressなど)で出力先として指定したディレクトリ以下をアーカイブ,または圧縮してください。

    jpcwrasコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

(2) 画面上のエラー情報を採取する

PFM - Web ConsoleでWebブラウザを利用している場合は,次に示す画面のハードコピーを採取してください。