17.2.10 監視一時停止機能に関するトラブルシューティング
(1) [監視一時停止の設定]画面にKAVJS6570-Iが出力される
KAVJS6570-Iは,監視の一時停止または再開をした場合で,監視エージェント側で監視状態が変更されたかどうか不明なときに出力されます。対処方法は監視エージェントの状態によって異なります。監視エージェントの状態を確認し,必要に応じて監視の一時停止または再開の設定を再実行してください。
対処方法を示します。
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監視エージェント側の監視状態が変更されているか確認する。
[監視一時停止の設定]画面で,[監視状態]または[設定内容]に「?」がついている監視エージェントがないか確認してください。
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「?」がない場合
監視エージェントの監視状態が変更されているため,問題ありません。
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「?」がある場合
手順2以降を実行してください。
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手順1で「?」がついている監視エージェントのサービスの状態を確認する。
PFM - Managerでjpctool service listコマンドを実行し,出力結果のStatusを確認してください。
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Inactive,Stoppingの場合
監視エージェント起動時に監視状態が変更されます。監視エージェントが停止している間は監視が行われないため,直ちに監視を再開したい場合は監視エージェントを起動してください。
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S Active,S Busyの場合
スタンドアロンモード解消時に監視状態が変更されます。スタンドアロンモードではアラーム監視が行われないため,直ちに監視を再開したい場合はスタンドアロンモードを解消してください。
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Starting,Busyの場合
起動処理の完了,または要求処理の終了を待って,[監視一時停止の設定]画面の[最新情報に更新]をクリックし,再度手順1から実行してください。
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Activeの場合
監視マネージャーと監視エージェントとの通信でエラーが発生したため,監視状態が変更されていません。[監視一時停止の設定]画面で,監視の一時停止または再開の設定を再実行してください。
- メモ
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「?」がついている監視エージェントについて,現時点の監視状態を確認したい場合は,それぞれのホストでjpctool monitor statusコマンドを実行し確認できます。
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(2) コマンドの実行時にKAVE06189-Wが出力される
KAVE06189-Wは,監視の一時停止または再開をした場合で,監視エージェント側で監視状態が変更されたかどうか不明なときに出力されます。対処方法は監視エージェントの状態によって異なります。監視エージェントの状態を確認し,必要に応じて監視の一時停止または再開の設定を再実行してください。
対処方法を示します。
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監視エージェント側の監視状態が変更されているか確認する。
PFM - Managerでjpctool monitor listコマンドを実行し,出力結果のStatusまたはSettingに「*」がついている監視エージェントがないか確認してください。
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「*」がない場合
監視エージェントの監視状態が変更されているため,問題ありません。
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「*」がある場合
手順2以降を実行してください。
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手順1で「*」がついている監視エージェントのサービスの状態を確認する。
PFM - Managerでjpctool service listコマンドを実行し,出力結果のStatusを確認してください。
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Inactive,Stoppingの場合
監視エージェント起動時に監視状態が変更されます。監視エージェントが停止している間は監視が行われないため,直ちに監視を再開する場合は監視エージェントを起動してください。
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S Active,S Busyの場合
スタンドアロンモード解消時に監視状態が変更されます。スタンドアロンモードではアラーム監視が行われないため,直ちに監視を再開する場合はスタンドアロンモードを解消してください。
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Starting,Busyの場合
起動処理の完了,または要求処理の終了を待って,再度手順1から実行してください。
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Activeの場合
監視マネージャーと監視エージェントとの通信でエラーが発生したため,監視状態が変更されていません。jpctool monitor suspendまたはjpctool monitor resumeコマンドで設定を再実行してください。
- メモ
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「*」がついている監視エージェントについて,現時点の監視状態を確認したい場合は,それぞれのホストでjpctool monitor statusコマンドを実行し確認できます。
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