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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


6.7.3 アラーム定義を変更する

アラームの定義は,アラーム定義情報をファイルにエクスポートして編集し,再度インポートすることで変更できます。

この操作で使用するコマンド:

注意

監視テンプレート(「PFM」で始まる名前のアラームテーブル)で定義されているアラームは編集できません。編集する場合は,監視テンプレートをいったんエクスポートしたあと,アラーム定義ファイルのアラームテーブル名を変更してインポートしてください。

  1. PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。

  2. jpctool alarm listコマンドを実行して,定義を編集するアラームが定義されているアラームテーブル名を確認する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)で定義されているアラームテーブル名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm list -key UNIX

    出力結果は次のようになります。この例では,監視テンプレートおよび「alarmtable1」が定義されていることが確認できます。

    Product ID:U
    Alarm Table Name:
      alarmtable1
      PFM UNIX Solution Alarms 6.70
      PFM UNIX Solution Alarms 7.00
  3. jpctool alarm listコマンドを実行して,定義を編集するアラーム名を確認する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)のアラームテーブル名「alarmtable1」で定義されているアラーム名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm list -key UNIX -table alarmtable1

    出力結果は次のようになります。

    Product ID:U
    DataModelVersion:4.0
    Alarm Table Name:alarmtable1
    Alarm Name: 
      Kernel CPU 01       [active]
      Kernel CPU 02       [active]
      User CPU 01         [active]
     
    The Bound Agent:
      UA1hostA
      UA1hostB

    jpctool alarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

  4. jpctool alarm exportコマンドを実行する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)のアラームテーブルalarmtable1に定義されているアラームすべての定義情報を,/tmp/alarmtable1.cfgファイルにエクスポートする場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm export -f /tmp/alarmtable1.cfg -key UNIX -table alarmtable1

    jpctool alarm exportコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

  5. テキストエディターなどで,/tmp/alarmtable1.cfgファイルを開く。

  6. /tmp/alarmtable1.cfgファイルを編集する。

    アラーム定義ファイルの各定義内容を編集する方法については,「6.7.1 アラーム定義ファイルを作成する」を参照してください。

  7. /tmp/alarmtable1.cfgファイルを保存する。

  8. jpctool alarm importコマンドを実行する。

    例えば,アラーム定義ファイル/tmp/alarmtable1.cfgの定義情報をインポートする場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm import -f /tmp/alarmtable1.cfg

    jpctool alarm importコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。