6.7.2 アラーム定義ファイルを検証する
アラーム定義ファイルの検証には,jpctool alarm checkコマンドを使用します。
この例では,アラーム定義ファイルの構文だけでなく,ファイル内で定義したPFM - AgentまたはPFM - RMがセットアップされているか,レコードやフィールドがサポートされているかなど,定義内容が妥当であるかどうかを検証します。
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Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスが起動されているかどうか確認する。
Performance Managementのプログラムのサービスが起動されているかどうか確認するには,jpctool service listコマンドを使用します。
host01上で起動されているサービスの一覧を表示します。
jpctool service list -id "*" -host host01
PFM - Managerがhost01上で起動している場合,次のように出力されます。
Host Name ServiceID Service Name PID Port Status ------- --------- ---------------- ----- ---- ------- host01 PC1host01 Trap Generator 1468 1134 Active host01 PE1001 Correlator 1420 1114 Active host01 PH1host01 Action Handler 872 1116 Active host01 PM1001 Master Manager 1388 1104 Active host01 PP1host01 View Server 1504 1155 Active host01 PS1001 Master Store 632 1109 Active host01 PN1001 Name Server 484 8204 Active
この例では,Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスがすべて起動されています。
jpctool service listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
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jpctool alarm checkコマンドを実行する。
次のように指定してコマンドを実行します。
jpctool alarm check -f /tmp/alarmtmp01.cfg
アラーム定義ファイルに誤りがある場合,誤りの個所すべてについて,誤りの内容とファイル内での行番号を知らせるエラーメッセージが出力されます。
誤りがあった場合は,メッセージ内容を参照して,誤りを修正してください。
jpctool alarm checkコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。