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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


6.7.4 アラームテーブルをコピーする

アラームテーブルをコピーするには,jpctool alarm copyコマンドを使用します。

注意
  • アラームテーブル単位でコピーする場合,コピー先のアラームテーブルは,コピー元と同じPFM - AgentまたはPFM - RMのアラームテーブルとして認識されます。ほかのPFM - AgentまたはPFM - RMのアラームテーブルとしてコピーすることはできません。

  • コピー先のアラームテーブル名に,「PFM」で始まるアラームテーブル名を指定することはできません。

  1. PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。

  2. jpctool alarm listコマンドを実行して,コピーするアラームテーブル名を確認する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)で定義されているアラームテーブル名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm list -key UNIX

    出力結果は次のようになります。この例では,監視テンプレートだけが定義されていることが確認できます。

    Product ID:U
    Alarm Table Name:
      PFM UNIX Solution Alarms 6.70
      PFM UNIX Solution Alarms 7.00

    jpctool alarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

  3. jpctool alarm copyコマンドを実行する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)の監視テンプレートPFM UNIX Solution Alarms 7.00を,「alarmtable1」というアラームテーブル名でコピーする場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm copy -key UNIX -table "PFM UNIX Solution Alarms 7.00" -name alarmtable1

    jpctool alarm copyコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

  4. jpctool alarm listコマンドを実行して,アラームテーブルがコピーされているかどうかを確認する。

    手順2と同様に,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpctool alarm list -key UNIX

    出力結果は次のようになります。この例では,アラームテーブル「alarmtable1」が新しく作成されたことが確認できます。

    Product ID:U
    Alarm Table Name:
      alarmtable1
      PFM UNIX Solution Alarms 6.70
      PFM UNIX Solution Alarms 7.00

    jpctool alarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。