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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.9.3 CSVの形式

〈この項の構成〉

(1) CSVデータの出力形式

CSVデータは,データヘッダー1部,データヘッダー2部,およびデータ部の順に出力されます。

(2) CSV出力に使用される文字のキャラクターセット

config.xmlに「characterCode」として設定した文字コードになります。設定できるキャラクターセットは,US-ASCII,windows-1252,ISO-8859-1,UTF-8,UTF-16,UTF-16BE,UTF-16LE,Shift_JIS,EUC-JP,EUC-JP-LINUX,およびMS932です。

デフォルトは,UTF-8です。

注意

config.xmlの「characterCode」の設定値が,上記のキャラクターセットに含まれない場合,または設定してあった値がプラットフォームで定義されていなかった場合,初期化時にエラーとしてログ出力し,設定値にデフォルト値を使用します。

(3) 各行の改行コード

config.xmlに「lineSeparator」として設定します。デフォルトは,Windowsでは「CRLF」,UNIXでは「LF」です。

改行コードが「CRLF」の場合は,「0D0A」を出力します。「LF」の場合は,「0A」を出力します。

注意

設定が「CRLF」,「LF」以外である場合,初期化時にエラーとしてログ出力し,設定値に「CRLF」を使用します。

(4) ファイルの終了コード

最終データを出力したあと,<EOF>を出力します。

(5) 各項目間のデリミタ

各項目間のデリミタは,「,」で表します。データ値に「,」,「"」,改行が含まれる場合は,データ値自体を「" "」で囲みます。

(6) 日付フォーマット

ロケールに対応した形式で表示します。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。