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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.9.2 コマンドでレポートをCSVまたはHTML出力する

jpcrptコマンドを使用すると,バッチ処理によって,決められた時刻に定期的にレポートをファイルに出力したり,複数のレポートを一度にファイルに出力したりできます。jpcrptコマンドは,レポートをCSV形式またはHTML形式で出力します。なお,jpcrptコマンドで出力できるレポートの種類はPFM - Web Consoleのバージョンによって異なります。バージョンごとのレポート出力可否を次の表に示します。

表5‒7 バージョンごとのレポート出力可否

出力対象

08-00

08-10

08-11以降

レポート

CSV出力

HTML出力

×

登録レポート

CSV出力

×

×

HTML出力

×

×

複合レポート

HTML出力

×

×

(凡例)

○:出力できる

×:出力できない

jpcrptコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

注意

CSV出力する場合,レポートに出力するフィールドとして選択していない場合でも以下のフィールド情報が付けられます。

  • リアルタイムレポートの場合

    "Record Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

  • 履歴レポート(1つのエージェント)の場合

    "Date and Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

  • 履歴レポート(複数のエージェント)の場合

    "Date and Time"フィールド,"Agent Host"フィールド,"Agent Instance"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

ODBCキーフィールドについては各PFM - Agentマニュアルを参照してください。