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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.9.1 WebブラウザでレポートをCSVまたはHTML出力する

〈この項の構成〉

(1) WebブラウザでレポートをCSV出力する

  1. CSV出力するレポートの画面を表示する。

    [レポート]画面を表示する手順については,「5.7.1 レポートを表示する」を参照してください。

  2. リアルタイムレポートの場合,[レポート]画面の[レポートの表示]タブの[停止]メニューをクリックする。

    リアルタイムレポートの自動更新が停止され,[CSV出力]メニューが表示されます。

    履歴レポートでは,[レポート]画面を表示させたときから[CSV出力]メニューが表示されています。

  3. [レポート]画面の[レポートの表示]タブの[CSV出力]メニューを選択する。

    OSの確認画面,保存画面が表示されます。画面の指示に従って保存先を指定して保存してください。

注意1

レポートキャッシュファイル化機能を有効にしている場合は,CSVファイルの末尾にエラーメッセージが出力されていないことを確認してください。

CSV出力時にファイルへのアクセスエラーや,内容不正によるエラーが発生した場合,CSVファイルの末尾にエラーメッセージが出力されます。

注意2

CSV出力する場合,レポートに出力するフィールドとして選択していない場合でも以下のフィールド情報が付けられます。

  • リアルタイムレポートの場合

    "Record Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

  • 履歴レポート(1つのエージェント)の場合

    "Date and Time"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

  • 履歴レポート(複数のエージェント)の場合

    "Date and Time"フィールド,"Agent Host"フィールド,"Agent Instance"フィールド,ODBCキーフィールドの情報が付けられます。

ODBCキーフィールドについては各PFM - Agentマニュアルを参照してください。

(2) WebブラウザでレポートをHTML出力する

レポートの結果を印刷や保存に適した形式で表示できます。

レポートをHTML出力する手順を次に示します。

  1. HTML出力するレポートの画面を表示する。

    [レポート]画面を表示する手順については,「5.7.1 レポートを表示する」を参照してください。

  2. リアルタイムレポートの場合,[レポート]画面の[レポートの表示]タブの[停止]メニューをクリックする。

    リアルタイムレポートの自動更新が停止され,[印刷画面]メニューが表示されます。

    履歴レポートでは,[レポート]画面を表示させたときから[印刷画面]メニューが表示されています。

  3. [レポート]画面の[レポートの表示]タブの[印刷画面]メニューを選択する。

    [レポート印刷]画面が新しいウィンドウで開き,レポートの結果が印刷や保存に適した形式で表示されます。

  4. Webブラウザの機能を利用して,レポートを印刷したり保存したりします。

    保存する場合は,ページ全体を保存するオプションを指定して保存してください。

注意1

リスト表示エリアとテーブル表示エリアを色付きで印刷する場合,背景(バックグラウンド)の色とイメージを印刷するように,Webブラウザを設定する必要があります。

注意2

レポート系列ページング機能が有効な場合,[レポート印刷]画面には[レポート]画面に表示されたページが表示されます。すべてのフィールドを1つのHTMLファイルに含めたい場合は,レポート系列ページング機能を無効に設定してください。レポート系列ページング機能の設定方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,Performance Managementのインストールとセットアップについて説明している章を参照してください。