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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.9.4 HTMLの形式

〈この項の構成〉

(1) Webブラウザで出力した場合の出力形式

HTML形式のレポートはレポートヘッダー部,グラフ表示部,リスト表示部,テーブル表示部の4つのパートで構成されます。

各パートに表示される内容と表示条件を出力対象ごとに次の表に示します。

表5‒8 各パートに表示される内容と表示条件(Webブラウザから出力した場合)

パート

出力対象

レポート出力(ブックマーク)

複合レポート出力

イベント履歴レポート出力

レポートヘッダー部

レポート定義名,レポート定義の格納先フォルダ※1,エージェント名※2,およびデータ取得時刻※3が表示される。

複合ブックマーク名,ブックマーク階層のパス※4,およびデータ取得時刻※3が表示される。

文字列「Event History」,およびデータ取得時刻※3が表示される。

グラフ表示部

[レポート]画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。

[複合レポート]画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。

表示されない。

リスト表示部

[レポート]画面で表示されているリストのデータおよびインスタンス番号が表示される。

表示されない(複合レポートではリスト形式の出力はない)。

表示されない。

テーブル表示部

表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。

表示されない(複合レポートでは表形式の出力はない)。

表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。

注※1

レポート定義の格納先フォルダが「ParentFolder フォルダのパス名」の形式で表示されます。フォルダのパス名は絶対パスで表示されます。

注※2

エージェント名が「Agents エージェント名」の形式で表示されます。エージェント名が複数指定されている場合,エージェント名の間はコンマで区切って表示されます。また,レポートが複合レポートの場合は,表示されません。

注※3

データ取得時刻が「Time (時刻)」の形式で表示されます。表示される内容は,[レポート]画面のメニューバーフレームに表示されている内容と同じです。

注※4

ブックマーク階層のパス名が絶対パスで表示されます。

HTMLはUTF-8コードで出力され,config.xmlファイルのExport形式での文字コード,改行の設定には従いません。

メモ

[印刷画面]メニューを連続で選択した場合,そのたびに新しい画面が開きます。[レポート印刷]画面は上書き更新されません。また,親画面を閉じた場合,[レポート印刷]画面も閉じられます。

レポート結果をWebブラウザからHTML形式で出力した場合の例を次の図に示します。

図5‒17 レポート結果をWebブラウザからHTML形式で出力した場合の例

[図データ]

(2) コマンドで出力した場合の出力形式

HTML形式のレポートはレポートヘッダー部,グラフ表示部,テーブル表示部の3つのパートで構成されます。各パートに表示される内容と表示条件を出力対象ごとに次の表に示します。

表5‒9 各パートに表示される内容と表示条件(コマンドで出力した場合)

パート

出力対象

レポート出力

登録レポート出力

複合ブックマーク出力

レポートヘッダー部

レポート名,エージェント名※1,日付フォーマット,コマンドラインがコロンで区切って表示される。

レポート名,エージェント名※1,日付フォーマット,コマンドラインがコロンで区切って表示される。

ブックマーク名,日付フォーマット,コマンドラインがコロンで区切って出力される。

グラフ表示部

[レポート]画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。

レポート定義でグラフ表示が有効かつ入力ファイルでshow-graphタグを指定した場合に表示される。

[レポート]画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。

登録レポートのレポート定義でグラフ表示が有効かつ入力ファイルでshow-graphタグを指定した場合に表示される。

[複合レポート]画面で使用されるものと同様のグラフ画像が表示される。

テーブル表示部

表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。※2

レポート定義でテーブル表示が有効かつ入力ファイルでshow-tableタグを指定した場合に表示される。

表形式のデータすべてが1つの画面に表示される。※2

登録レポートのレポート定義でテーブル表示が有効かつ入力ファイルでshow-tableタグを指定した場合に表示される。

表示されない(複合レポートでは表形式の出力はない)。

注※1

エージェント名が複数指定されている場合,エージェント名の間はコンマで区切って表示されます。

注※2

表示されるカラムの並びはレポート定義の定義順と一致します。ただし,Date and Timeフィールドは特別で,定義していない場合は左側に,定義した場合は定義順に1回だけ表示されます。

なお,データが0件の場合またはエージェントが停止していた場合は,レポートヘッダー部だけが出力されます。

HTMLはUTF-8コードで出力され,config.xmlファイルのExport形式での文字コード,改行の設定には従いません。

レポート結果をコマンドからHTML形式で出力した場合の例を次の図に示します。

図5‒18 レポート結果をコマンドからHTML形式で出力した場合の例

[図データ]