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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 運用ガイド


5.3.7 レポートの表示形式を設定する(表,一覧,およびグラフ)

レポートの表示形式は,次の3つの形式から選択します。1つのレポートに複数の表示形式でのデータを表示させることもできます。

〈この項の構成〉

(1) レポートの表示形式を設定する

  1. 必要な表示形式の情報を設定する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合に,Process Detail(PD)レコードの各フィールドのレポートを表で表示し,CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドのレポートをグラフで表示したいとき,次のように設定します。

    [CPU%]:[表]および[グラフ]を選択する

    [PID]:[表]を選択する

    [Program]:[表]を選択する

    表示キー

    [フィールド]:CPU%

    [降順]:選択しない

  2. [次へ >]ボタンをクリックする。

(2) グラフの種類を設定する

  1. グラフの種類と必要な表示形式の情報を設定する。

    例えば,PFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートを定義する場合に,Process Detail(PD)レコードのCPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドのレポートを,次の条件でグラフ表示するとします。

    条件

    • 縦軸をCPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)フィールドの値にする。

    • 横軸をProgram(INSTANCE)フィールド名で,( )内をPID(ID_PROCESS)フィールドの値にする。

    • グラフの種類を集合横棒にする。

    この場合,次のように設定します。

    グラフの種類

    [集合縦棒]:選択する

    系列

    [行]:選択する

    軸ラベル

    [X軸]:Program(PID)

    [Y軸]:CPU%

    データラベル

    [データラベル1]:Program

    [データラベル2]:PID

  2. [次へ >]ボタンをクリックする。

    [新規レポート > ドリルダウン]画面に遷移します。「5.3.8 レポートに関連づけるレポートを設定する(ドリルダウンレポート)」に進んでください。

    補足

    ドリルダウンレポートを定義しない場合は,[完了]ボタンをクリックして,レポートの設定を終了できます。