Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


5.2.2 アンインストール手順

重要

PFM - Web Consoleをアンインストールすると,初期設定ファイル(config.xml)は削除されます。PFM - Web Consoleのアンインストール後に再度インストールを実行して,アンインストール前の初期設定ファイル(config.xml)を使用する場合は,アンインストール前に初期設定ファイル(config.xml)をバックアップして,PFM - Web Consoleのインストール後にリストアしてください。

〈この項の構成〉

(1) Performance Managementプログラムのアンインストール手順

  1. Performance Managementのプログラムをアンインストールするホストに,rootユーザーでログインするか,またはsuコマンドでユーザーをrootユーザーに変更する。

  2. ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。

    サービス情報を表示して,サービスが起動されていないか確認してください。ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。なお,停止するサービスは物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。

    サービスの停止方法およびサービス情報の表示方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

  3. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。

    Linuxの場合

    /etc/hitachi_x64setup

    Linux以外の場合

    /etc/hitachi_setup

    Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。

  4. 初期画面で「D」を入力する。

    アンインストールできるプログラムの一覧が表示されます。

  5. アンインストールしたいPerformance Managementのプログラムを選択して,「D」を入力する。

    選択したプログラムがアンインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースキーで選択します。

    なお,PFM - ManagerまたはPFM - Baseを削除する場合は,ほかのすべてのPerformance Managementプログラムを事前にアンインストールする必要があります。

  6. アンインストールが正常終了したら,「Q」を入力する。

    Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。

(2) PFM - Web Consoleプログラムのアンインストール手順

PFM - Web Consoleプログラムをアンインストールするには,次のコマンドを入力してください。

Linuxの場合
/etc/hitachi_x64setup
Linux以外の場合
/etc/hitachi_setup

メインメニューで[D]を選択すると,次に示すプログラム削除画面が表示されます。

PP-NO. VR PP-NAME

<@>001 PP型名 バージョン番号 JP1/PFM - Web Console

F) Forward B) Backward J) Down K) Up Space) Select/Unselect D) Delete Q) Quit

アンインストールするプログラムにカーソルを移動させ,スペースキーで選択します。選択したプログラムの左側には,「<@>」が表示されます。このとき,複数のプログラムを選択することもできます。

続いて[D]を入力すると最下行に次のメッセージが表示されます。

Delete PP? (y: delete, n: cancel)==>

ここで,[y]または[Y]を選択するとプログラムのアンインストールが開始されます。[n]または[N]を選択すると,プログラムのアンインストールが中止されプログラム削除画面に制御が戻ります。[Q]を入力すると,メインメニューに戻ります。

(a) PFM - Web Consoleプログラムをアンインストールするときの注意事項

  • 次の状態でアンインストールした場合は,ファイルまたはディレクトリが残ることがあります。残留ファイルがある場合は,/opt/jp1pcwebconディレクトリ以下を手動で削除してください。

    • サービス起動中のとき

    • カレントディレクトリが/opt/jp1pcwebcon配下で,/etc/hitachi_x64setupまたは/etc/hitachi_setupを実行したとき

    • /opt/jp1pcwebcon/にリンクを張り,PFM - Web Consoleをインストールしたとき

    • 論理ホスト環境の削除に失敗したとき