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JP1 Version 12 JP1/Performance Management 設計・構築ガイド


3.10.2 日本語環境に関する注意事項

日本語環境でPerformance Managementを運用する際の注意事項を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 使用できない文字について

Performance Managementでは,次に示す全角文字を使用できません。

[図データ]

使用できない文字を使用した場合,アラームやレポートは正常に実行されません。また,使用できない文字は,「?」や解読できない文字で表示される場合があります。

(2) 文字列の検索について

文字列を検索する場合は,「*」や「?」のワイルドカード文字を使用してください。

「<」や「>」などの不等号は,検索対象のデータベースが起動されているホストの文字コード種別に依存するため,使用すると正しく検索できないことがあります。したがって,検索条件に「<」や「>」などの不等号を使用しないでください。

(3) ファイル作成時の注意事項

初期設定ファイル(config.xml)の編集時に日本語を含める場合,またはコマンドのパラメーターファイル(XMLファイル)の作成時に日本語を含める場合,次のことに注意してください。

XMLファイルを入力ファイルに指定するコマンドを次に示します。

  • jpcrdef create

  • jpcrdef delete

  • jpcrdef output

  • jpcasrec update

  • jpcasrec output

  • jpcaspsv update

  • jpcaspsv output

  • jpcrpt