Hitachi

JP1 Version 12 パフォーマンス管理 基本ガイド


3.4 将来計画のためのレポートを表示する

レポートテンプレートの[Monthly Trend]フォルダの中には,過去1か月間の稼働情報の集計結果を確認できるレポートが用意されています。これらのレポートを表示して確認することで,業務システムの将来計画に役立てられます。

前提条件

[Monthly Trend]フォルダ内のレポートを表示するための前提条件はありません。これらのレポートで使用するフィールドは,監視エージェントの構築が完了した時点で収集が開始されるため,特別な準備をしなくてもレポートを表示できます。

操作手順

  1. メイン画面で[エージェント階層]タブが選択されていることを確認する。

    ほかのタブが選択されている場合は,[エージェント階層]タブを選択してください。

    [図データ]

  2. 対象となる監視エージェントを選択して,[レポートの表示]画面を表示する。

  3. [Monthly Trend]フォルダを展開する。

    PFM - Agent Option for Platform(Windows用)のレポートテンプレートの場合は,[System Reports]−[Windows]−[Operating System]−[Monthly Trend]フォルダを展開します。

  4. 目的のレポートテンプレートをクリックする。

    レポートの画面が表示されます。

    ヒント

    レポート画面の[CSV出力]ボタンをクリックすると,レポートに表示されている情報をCSV出力できます。CSV出力することで,Performance Managementにログインできない環境で稼働情報を参照したり,他ツールで稼働情報を分析しやすい形式に加工したりできます。詳細な手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の「WebブラウザでレポートをCSV出力する」の説明を参照してください。

次の作業

レポートを活用して業務システムの傾向を読み取り,将来計画を立てます。

関連項目