4.9 案件情報をCSVファイルに出力する
[案件検索結果一覧]画面では,検索した案件の詳細情報をCSVファイル(案件詳細情報ファイル)に出力できます。
この操作ができるのは,次のユーザーです。
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プロセスワークボード管理者
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対象となるプロセスワークボードの案件の参照権限を持つユーザー※
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プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザー
- 注※
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対象となるプロセスワークボードに対して案件ごとに参照権限を設定している場合,案件ごとの参照権限所有者として登録されている案件だけを操作できます。
案件の詳細情報を出力する手順を次に示します。
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[案件検索結果一覧]画面から詳細情報を出力する案件を選択する。
[案件検索結果一覧]画面に案件を表示する手順については,「4.4.1 案件の検索条件を指定する」を参照してください。
案件は複数選択できます。案件のチェックボックスをチェックすると,案件を選択できます。ヘッダーのチェックボックスをチェックすると,表示されたすべての案件を選択できます。ヘッダーのチェックを外すと,選択した案件のチェックが外れます。[案件検索結果一覧]画面を次の図に示します。
図4‒24 [案件検索結果一覧]画面 -
メニューから[CSV]−[拡張項目なし]を選択する,または[CSV]−[拡張項目あり]を選択する。
選択した案件の詳細情報をCSVファイルに出力するためのダイアログボックスが表示されます。[拡張項目なし]を選択した場合,出力項目に拡張項目は含まれません。[拡張項目あり]を選択した場合,出力項目に拡張項目も含まれます。
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CSVファイルの格納先を指定する。
指定した格納先にCSVファイルが出力されます。
選択系の項目の選択肢コードは,案件検索用の案件フォーム定義ファイルの定義に従って表示名に変換して出力します。なお,CSVファイルの2行目に出力される,「#"システムID","システム名","プロセスワークボードID",…」のダブルクォーテーションで囲まれた内容は,案件フォームのカスタマイズに依存しないで,常に固定の文字列が出力されます。
なお,[案件検索結果一覧]画面の次のページの検索結果をCSVファイルに出力したい場合は,[案件検索結果一覧]画面で[次頁]ボタンをクリックして次のページを表示して,手順1から実施してください。
- 注意事項
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案件の内容に改行文字が含まれている場合,半角スペースに変換して出力します。また,案件の内容に「"(ダブルクォーテーション)」が含まれている場合,「""」に変換して出力します。
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検索結果が複数のページにまたがっている案件をCSVファイルに出力する場合は,それぞれのページを表示してCSVファイルに出力する必要があります。
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検索したあとに案件が追加,削除,および編集された場合にページをめくると,検索されていた案件が検索されなかったり,検索されていなかった案件が検索されたりすることがあります。検索した案件を重複や欠如なくCSVファイルに出力したい場合は,案件の更新が少ない時間帯に実施することをお勧めします。
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出力される情報に,UTF-8にはマッピングされていて,Shift-JISにはマッピングされていない文字を含む場合,出力されるCSVファイルの該当文字は「?」に変換されます。
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