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JP1 Version 12 JP1/Service Support 操作ガイド


3.8.4 ステータスの制限の設定

ステータスの制限として,次の機能があります。

それぞれの手順を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) 登録された案件のステータスを「受付」だけに制限する

[案件作成]画面から登録された案件のステータスを「受付」だけに制限する手順を次に示します。この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属するユーザー,およびプロセスワークボード管理者です。

  1. メイン画面(案件一覧)で目的の[プロセスワークボード]を選択して,メニューから[アクション]−[ステータスの管理]を選択する。

    [ステータス管理]画面(プロセスワークボード固有)が表示されます。

  2. [画面から案件を登録するときのステータスを受付にする]チェックボックスをチェックしたら,メニューから[登録]を選択する。

    設定が適用され,メイン画面(案件一覧)に戻ります。

注意事項

[画面から案件を登録するときのステータスを受付にする]チェックボックスをチェックしているプロセスワークボードに対して,案件をエスカレーションする場合,選択できるステータスは「受付」だけです。

(2) 遷移先のステータスを制限する

遷移先のステータスを制限する手順を次に示します。この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属するユーザー,およびプロセスワークボード管理者です。

  1. メイン画面(案件一覧)で目的の[プロセスワークボード]を選択して,メニューから[アクション]−[ステータスの管理]を選択する。

    [ステータス管理]画面(プロセスワークボード固有)が表示されます。

  2. [プロセスの共通設定を使用する]チェックボックスのチェックを外す。

    チェックを外すと,「使用」のチェックボックスがチェックされているステータスの設定項目が活性となります。

  3. 目的のステータスの「遷移先ステータスの制限」の設定ありアイコン,または設定なしアイコンをクリックする。

    • [図データ]設定ありアイコン

      遷移先ステータスが制限されていることを示します。

    • [図データ]設定なしアイコン

      遷移先ステータスが制限されていないことを示します。

    [遷移先ステータス設定]画面が表示されます。[遷移先ステータス設定]画面の表示例を,次の図に示します。

    図3‒26 [遷移先ステータス設定]画面

    [図データ]

  4. [遷移先ステータスを制限しない]チェックボックスのチェックを外す。

    チェックを外すと,「設定」のチェックボックスがチェックされているステータスの設定項目が活性となります。

  5. 遷移先としたいステータスの「設定」のチェックボックスをチェックしたら,メニューから[設定]を選択する。

    設定が適用され,メイン画面(案件一覧)に戻ります。

注意事項
  • 遷移先として指定したステータスが,使用するステータスとして登録されていない場合,[案件編集]画面で選択できるステータスとして表示されません。

  • 遷移先として指定したすべてのステータスが,使用するステータスとして登録されていない場合,[案件編集]画面で選択できるのは,使用できるステータスとして登録されているすべてのステータスです。