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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


KNAB24002-E

JP1/Service Supportのデータベースでエラーが発生しました。(詳細コード

JP1/Service Supportのデータベースでエラーが発生しました。

(S)

コマンドの処理を中止します。

(O)
詳細コードに-713が出力された場合

データベースの作業領域が不足しています。jssitemhistoryコマンド,またはjssitemlistコマンドで大量の案件情報を出力する場合は,案件情報を絞り込んで(開始年月日,終了年月日の指定など),再度実行してください。それ以外の場合は,しばらく時間を空けてから,再度実行してください。同じエラーが再度発生する場合は,システム管理者に連絡してください。

詳細コードに-722が出力された場合

データベースのログエリアが不足しています。jssitemimportコマンドまたはjssitemimportExコマンドで大量の案件を一度に登録している可能性があります。登録する案件情報の数を減らして再度実行してください。それ以外の場合は,システム管理者に連絡してください。

詳細コードに-756が出力された場合

案件管理DBまたは案件保存DBの容量が不足しています。jssdbstatchk.batコマンドを実行して,案件管理DBと案件保存DBのデータベース容量の使用率を確認してください。

案件管理DBの容量が不足している場合は,不要なデータの削除,案件管理DBのサイズの変更,または案件を保存してください。それぞれの手順を次に示します。

  • 不要なデータの削除

  1. 不要なデータを削除する。

  2. jssdelrecコマンドを実行し,削除待ち状態のデータを削除する。

  3. jssdbrorg.batコマンドを実行し,案件管理DBの空き領域を再編成する。

  • 案件管理DBのサイズの変更

  1. jssdbbackup.batコマンドを実行し,案件管理DBをバックアップ(拡張用)する。

  2. jssdbinit.batコマンドを実行し,案件管理DBのサイズを大きくする。

  3. jssdbrecovery.batコマンドを実行し,手順1で取得したバックアップデータをリカバリーする。

  • 案件の保存

  1. jssitemstoreコマンドを実行し,クローズ済みの古い案件を案件保存DBに保存する。

  2. jssdbrorg.batコマンドを実行し,案件管理DBの空き領域を再編成する。

案件保存DBの容量が不足している場合は,事前に設計した案件保存DBの運用に従って,案件保存DBの拡張や保存エリアの切り替えなどを実施して対処してください。それらの手順については,「11.2.11 案件保存DBの保存先の切り替え」,または「11.2.12 案件保存DBの拡張」を参照してください。

詳細コードに-770が出力された場合

データベースに処理が集中しています。しばらく時間を空けてから,再度実行してください。

詳細コードに-1703が出力された場合

データベースで新しいトランザクションの開始が抑止されています。jssitemimportコマンドまたはjssitemimportExコマンドで大量の案件を一度に登録している場合は,登録する案件情報の数を減らして,しばらく時間を空けてから再度実行してください。 それ以外の場合は,システム管理者に連絡してください。

それ以外の場合

jssdbbackup.batコマンド,jssdbrecovery.batコマンド,jssdbrorg.batコマンド,jssdbreclaim.batコマンド,およびjssrefaclsetupコマンドを実行していないか確認してください。コマンドを実行している場合はコマンドを終了してから,もう一度操作してください。

また,マシンに負荷が掛かっているおそれがあります。しばらく時間を空けてから,再度実行してください。

同じエラーが再度発生する場合は,システム管理者に連絡してください。